蓮根、南瓜、大根…冬至に食べると運気を呼ぶ食べ物の“共通点”
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■“汚れ”を落として福を招く!年内の開運風習とは

 

【11月21日】酉の市「熊手は値切る」

行事:酉の市は11月の酉の日に日本各地の鷲(大鳥)神社で行われる年中行事。熊手や招き猫などの縁起物を購入し、1年の無事と新年の福を願う。

開運ポイント:熊手は値切るやりとりをして、割引分はご祝儀でお店に渡すと、手締めでパワーをくれる。金運・仕事運がアップ。

 

【12月13日】すす払い「水回りを重点的に」

行事:年神様を迎える準備を始める日。昔は13日にすす払いをしてから正月準備を始めた。清浄を好む年神様は、隅々まできれいにすると沢山の幸せを授けてくれる。

開運ポイント:命を支える食を調理するシンクなどを念入りに掃除することで健康運がアップ。トイレなどの水回りも丁寧に。

 

【12月22日】冬至「ゆず湯につかりながら“一陽来復”と唱える」

行事:冬至は、陰が極まり陽にかえる日で「一陽来復」といわれる。上昇運に転じる大事な日。ゆず湯は邪気を祓い体も温まるので、病気をせず元気に冬を乗り越えられる。

開運ポイント:ゆずの香りが邪気を祓い心身を清め、健康運アップ。「一陽来復」と唱えるとさらに運気が上がる。

 

【12月28日】正月飾り「しめ縄・門松・鏡餅を飾る」

〈しめ縄〉

行事:玄関に飾るしめ縄は、“神様の占める場所”という意味がある。年神様を迎える、神聖な場と俗世間との結界になり、不浄な気をはね返してくれる。

開運ポイント:しめ縄に縁起物をつけたしめ飾り。橙(だいだい)には「代々栄える」という意味が。「紙垂(しで)」は神さま の降臨を示すため、悪い気をはね返す効果がある。

 

〈門松〉

行事:年神様が降りてくる目印・案内役となる。年の暮れに門に飾り、元旦に年神様をお迎えしたら、7日(15日の地域も)にお帰りになるまで、神様を門で待っているので『門松』という。

開運ポイント:本来はシンプルな松の枝だけでよい。門や玄関に飾ることで、幸せを家に招く年神様の案内役になるため、家庭運がよくなる。

 

〈鏡餅〉

行事:鏡には神様が宿るとされていることから、丸い鏡を餅で現わしたので鏡餅と呼ぶ。年神様へお供えするもので神様が宿る場所になる。

開運ポイント:大小2段で月(陰)と太陽(陽)を表し、丸い形が“円満”に通じるので家庭円満に。お餅だけでもお供えを。縁起物の昆布は「養老昆布」で健康運アップにも。

 

【12月31日】大みそか「“ねぎ盛りそば”を食べる」

行事:江戸時代、忙しい月末に町民が食べていた名残りから、正月準備で多忙な大みそかに食べる習慣に。細く長く生きる「長寿そば」は、金銀細工師が金粉集めにそば団子をつくったことから金運が上がる「運気そば」ともいわれる。

開運ポイント:薬味のねぎは、神職の禰宜(ねぎ)や“ねぎ”らう言葉から、1年の疲れを“ねぎ”らい新年の幸せを祈るもの。金運がアップ。

 

ねぎ盛りの年越しそばと年取り魚を食べれば、新年の運気が上がること間違いなし!

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