お正月の開運風習!「新年の目標は恵方を向いて書く」理由
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■縁起物で新年の幸せを願う!お正月の開運風習

 

【1月1日】元日「おせち料理を食べる」

行事:年神様をおもてなしするのがおせち料理。神様と人が共に食事することを表す「祝い箸」でいただきたい。おせちに欠せない「三つ肴」は、黒豆、数の子、ごまめ(田作り)のこと。黒豆は、「まめ(勤勉)に働き、まめ(丈夫で元気)に過ごせるように」。数の子は、「子宝に恵まれて子孫繁栄」。ごまめ(田作り)は、「五万米と呼ばれ豊作祈願」という意味が込められている。関西は田作りのかわりに「根を深く張り、繁栄していくように」という意味のたたきごぼうを食べる風習がある。

開運ポイント:新年の幸せを願う海の幸、山の幸はそれぞれ運を開く意味がこめられた縁起食で、金運や健康運もアップ。「紅白かまぼこ」は、魔よけの紅(くれない)と清浄の白で、半円形は年神様を象徴する初日の出を表している。

 

〈お雑煮は年明け最初の水でつくる〉

行事:お雑煮は、年神様から分けてもらった年魂のお餅をいただくので生命力・気力が与えられる。また元旦に初めて汲んだ水を「若水」といい、これを飲むと1年の邪気を祓うといわれる。

開運ポイント:「若水」は水道水でもOK。若水を使ったお雑煮を食べると邪気祓いで福を招き、健康運もさらにアップ。

 

〈お屠蘇は若い人から順に飲む〉

行事:“屠蘇(とそ)散”という漢方薬をひたした酒で邪気を祓い魂をよみがえらせる。正月の厳かな気分を味わえて、家族とのつながりを実感できる行事。子どもはまねごとでもOK。

開運ポイント:若い人から飲み回すことで、お年寄りに生気がうつり、1年間を健康に過ごせるといわれるが、コロナ禍の今は飲むまねで。健康運・家族運がアップ!

 

【1月12日】書初め「手帳やノートに目標を書く」

行事:年が明けて初めてする行動「初門出」「初化粧」「初夢」にはどれも意味がある。特に書初めは、かなえたい夢や目標を書く行為が決意表明になるので重要。

開運ポイント:新年の目標に何を書くか、正直に自分に問うことに意味がある。年神様のいる方角(恵方。2022年は北北西)を向いて手帳やノートに書くことで運気がアップ。

 

【1月15日】小正月「小豆粥を食べる」

行事:正月行事が終わる「正月事じまい」の日。小豆粥を食べて、正月飾りを燃やす「どんと焼き」の煙で年神様は天に帰られる。

開運ポイント:小豆の赤い色には魔よけの効果が。小豆粥を食べ、無病息災を祈ることで健康運がアップする。

 

長引くコロナ禍でおうち時間が増えた今は、行事と改めて向き合ういい機会とも言える。

 

今から年始の過ごし方を見直して、家族の運気を“爆アゲ”しちゃおう!

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