■暖かくなる湿度を保つ
【湿度が高いと、体感温度も高くなる】
ペーパー加湿器:100円/ダイソー
温・湿度計:100円/ダイソー
湿度40〜60%がもっとも暖かく感じ、結露しにくい。「ペーパー加湿器」は、コップ1杯の水にさし込み、室内が乾燥すると自然気化式で水分を蒸発させてくれる。「温・湿度計」をときどき確認して、部屋の温度と湿度を管理しよう。
「100円で手に入る温度・湿度計は強力なサポーター。とくに湿度はチェックしてください。室内が乾燥すると皮膚から水分が蒸発して気化熱を奪うため体温が低下します。湿度を上げると体感温度がアップします。とはいえ湿度が高すぎると結露の原因に。湿度40〜60%を維持しましょう」
■ウォームビズで暖房に頼らない
【防寒グッズで体の熱を生かす】
ネックウォーマー:100円/ダイソー
レディースふわふわアームウォーマー:100円/キャンドゥ
ひざかけ(ケーブルニット風・60×80センチ):300円/ダイソー
レディースふわふわレッグウォーマー:100円/キャンドゥ
ルームシューズ(裏ボア):300円/キャンドゥ
サウナスーツ(下半身用):100円/キャンドゥ
人間の体はそもそも熱を発しているので、それをうまく活用しよう。太い血管が通っている首元や、冷えやすい末端部を温めると効果的。それでも寒い人には、ダイエットにも使うサウナスーツという秘密兵器も。
【トイレにも洋服を】
はるピタッ便座シート:各100円/ダイソー
冬にはうれしい暖房便座も、設定温度を「中」から「低」にするだけで710円の節電に。便座シートをつければ、冷たさを感じない。洗濯OKなのもうれしい。おすすめはもこもこの起毛タイプ。
「寒いと思ったら暖房の設定温度を上げるのではなく、衣類で温度調節するクセをつけることです。大事なのは首、手首、足首の“3つの首”を温めること。太い血管が流れているため、温められた血液が全身を巡るのです」
今は自宅に複数の暖房器具がある家庭も珍しくない。100均グッズのサポートがあれば、1,000円ほどの支出で、この冬1万円以上の暖房費の削減も可能だ。
「100均ショップは素材屋さんという発想でグッズを組み合わせたり、違う用途で使ったりするなど楽しみながら、さりげなく使うことで心豊かな節約生活ができます」
100均グッズで心も懐ろも暖かい冬を過ごそう。
※価格はすべて税抜き。節電・節約効果は、資源エネルギー庁HPを参照