売切で店員を1時間説教、コスプレ見せつける男性…販売員語るアパレル店の“ヤバイ客”
画像を見る アパレル店スタッフが“困った客”について語ってくれた(写真:イメージマート)

 

■欲しい商品が売り切れで“スタッフに激怒するマダム”

 

人気商品や新商品の入荷日を教えてほしいと依頼があった場合、電話で入荷日を知らせているという高橋さん。しかし困った客は一筋縄ではいかない。

 

「人気商品や新商品がほしいとおっしゃったお客さまには、入荷の前日に改めてお電話しています。それでも人気商品が入る日は店内が混み合い、すぐに商品がなくなってしまうことも。50代のマダムが来店されたときには、人気商品である『マスク』の1色が売り切れることに。すると、『欲しいって言ってた色がないじゃない!』と接客していたスタッフに怒声を浴びせていました。結局、そのスタッフは1時間以上も怒られていたんです」

 

マダムはスタッフだけでなく、周りのお客さんにも「見てんじゃないわよ!」と声をあげ、それを聞いたお客さんも「うるさい!」と押収。店内で喧嘩状態になってしまったという。

 

■「シワがついてるから、アイロンかけて自宅に持って来なさい」

 

困った客はまだまだいる。

 

「セーターを購入された50代の女性のお客さまが、新品の商品を見て『明日着たいのに、シワがついてるじゃない。すぐにアイロンかけて家まで持ってきて』とおっしゃいました。店内のハンガーにかけられている服は全てアイロンをかけていますが、お客さまが購入したセーターは畳んで保管してある商品でした。新品だからこそ、どうしても多少のシワはついてしまうのです……。そのあとはすぐにアイロンをかけて、“バイク便”でお客さんのご自宅にお届けしました」

 

もちろん、配送にかかった費用は店持ちだという。

 

■洋服の値下げを要求してくる人

 

「50代くらいの女性のお客様が来店し、お洋服を2点ご購入いただいた際、『31,000円の端数の1,000円を値引いてちょうだい』と値下げを要求されました。丁寧にお断りすると『話にならないから店長呼んで』と怒られてしまいました」

 

結局、値下げすることはなくきちんとお支払いしてもらったという。

 

コロナ禍でソーシャルディスタンスが求められているなか、“困った迷惑客”にも丁寧に接客するアパレル店員の苦労は、計り知れない。

出典元:

WEB女性自身

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