■捨てるモノ
【過剰な物欲】
貯蓄を取り崩さなくても年金収入だけで収支が成り立つように、無駄遣いは禁止!
【若いころから続けているモノやサービス】
固定電話や運転免許、定期購読している新聞などもやめよう。また、ジム通いや毎年支払っている年会費はないかのチェックも忘れずに。
【人間関係の「心残り」】
悔いを残さないためにも謝っておきたい、仲直りしたい人がいたら最後のチャンス。
【使っていない銀行口座】
判断能力がしっかりしているうちに金融資産や定期預金などは解約して現金化しておくと、相続のときにもスムーズに手続きができる。
残すモノについては、「健康」と「最期のとき」に留意することが大切。
大津さんによれば「70代でサークル活動やジム通いをやめる人は多い」そうだが、早寝早起きやウオーキングといった健康的な習慣はぜひ残したい。また、気持ちを若く保つためには、美容院通いのようなおしゃれ心も同様だ。
あとは、高齢者施設の下見に行き、人生終盤の生活イメージをきちんと持っておくほか、相続を考えた資産整理に着手したい。