2月は4000品目超の食品が値上げに!そんな嵐吹きすさぶなか割安キープの注目冬食材は?
画像を見る 【解説】野菜・米・魚・肉・卵の価格推移

 

■安定しているのは米と野菜

 

【1】米食に切り替える

 

米は今年、安定した供給が見込まれているため、値上がりはしていない。

 

「米は生産が安定していて、コロナ禍には取引価格が値下がりしています」

 

【2】生鮮食品は近郊産のものを選ぶ

 

「野菜も今年は平年以上に豊作のものがあるようです。近場で採れたものだとコストも抑えられますから、価格も安定しやすいといえるでしょう」

 

肉・卵と魚については輸送費・光熱費がかかるので変動はあるものの、海外産の生鮮品が高騰するなか、地産地消できる地元の野菜や塩蔵の魚を探すことで上手にお買い得品を買うことができる。

 

【3】原材料を輸入に依存している食品、加工および流通に費用が多くかかる食品は避ける

 

「お買い得なものを探すコツは、値上げの原因を考えて、逆にあてはまらないものを探すことです。たとえば、原材料を海外産に頼っているものは値上げ率も高くなっています」

 

確かに、大豆、油、小麦、チーズなど、輸入に頼っているものを原材料としているものは値上げ率が高い。

 

「目立つ値上げ商品は、パン、食用油、カップ麺、ソース、カレールウ、スナック菓子、アイスクリーム、ペットボトル飲料、ワイン、焼酎、ビールなどです。これらはすべて加工を必要とする食品でもあり、原材料費(輸送費含む)+光熱費のコスト高となります」

 

加工および流通に光熱費や輸送費が多くかかるものも値上げ率に影響する。

 

「顕著な例が冷凍食品と、海外から輸入している食品です。冷凍食品は光熱費、輸入食品は輸送費がかさみますから」

 

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