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年末には、財布も大掃除しましょう。レシートや使わないショップカードなどを処分して、クレジットカード(以下、クレカ)の総点検をしてください。

 

スマホ決済などキャッシュレス決済の種類が増えても、利用率が78.2%ともっとも高いのはクレカです。中高年ほど利用率が高く50代では90.5%、60代以上では91.9%が利用しています(’22年10月、NTTコム リサーチ)。

 

これほど身近なクレカですが、長年見直していない人もいるのでは? 最近、中高年にお得なサービスのあるクレカも増えています。

 

「イオンカードセレクト(G.Gマーク付)」は、55歳以上限定のクレカです。一般のイオンカードユーザーは毎月20日・30日のお客様感謝デーで商品代金が5%引きになりますが、G.Gマーク付なら15日のG.G感謝デーも5%引きです。年会費無料で割引日が1日増えるのはお得です。一般のイオンカードユーザーも55歳になったら切り替えを。

 

「三井住友カード(NL)」は券面にカード番号の記載がないNL(ナンバーレス)が特徴です。紛失などの場合も、不正利用の危険性が低いので安心です。年会費無料で、提携のコンビニやファミレスなどでタッチ決済すると、最大7%のポイントがつくのもお得ポイント。タッチ決済は簡単なので、レジでまごまごしやすい中高年向きかもしれません。

 

ポイントをためるのは一生懸命でも、使いそびれて失効させてしまいがちな方には、年会費無料の「三菱UFJカードVIASOカード」を。1年間にたまったポイントが、手続き不要で自動的にキャッシュバックされます。

 

旅好きの方には「大人の休日倶楽部カード」がおすすめ。50歳以上の方は「大人の休日倶楽部ミドルカード」を、60歳以上の女性、65歳以上の男性には「大人の休日倶楽部ジパングカード」を。

 

ミドルカードは年会費が初年度無料、2年目以降2千624円必要ですが、JR東日本、JR北海道を201km以上利用する際カード決済すると、何度でも5%引きです。

 

ジパングカードは年会費が4364円かかりますが、JR東日本、JR北海道のきっぷが何度でも30%引き。そのうえ、全国のJRのきっぷが一部を除き年20回まで20〜30%引きになります(どちらも201km以上利用の際)。年会費がかかるのでお得度は使い方次第です。JRの長距離利用の頻度をよく考えてお申し込みを。

 

日本クレジット協会によると、クレカは’23年3月末で約3億860万枚発行されています。20歳以上の方が平均3枚持つ計算です。

 

ですが、クレカをたくさん持つと家計管理がややこしく、ポイントも分散するので得策ではありません。使い勝手のよいカード1枚に絞ると、利用明細が家計簿代わりになりますよ。

 

カードを見直すことで、お得な’24年を迎えましょう。

経済ジャーナリスト

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