捨てる家電のリモコン、乳酸菌飲料の空き容器…メルカリで売れたゴミ実例20
画像を見る 商品の半分は1日以内に売れるというデータも(写真:USSIE/PIXTA)

 

■初心者はまずプロフィールでスタンスを伝えよう

 

とはいえ、取引経験が浅い人は不安があるだろう。初心者がアプリを利用する際、意識したいポイントを川崎さんに教えてもらった。

 

「まずは、自分のプロフィールをしっかり書きましょう。メルカリ利用者は、必ずチェックします」

 

プロフィールは、なにも自分の個人情報を書くものではない。取引のスタンスや、出品形式などについて“アピール”する場として利用する。

 

川崎さんによれば、

 

(1)「メルカリ初心者です」と素直に挨拶すること
(2)出品物は「家にある中古品が中心」だと、売るもののコンセプトを伝えること
(3)そのうえで「コメントの返信は遅め」「商品の発送は土日に行う」など自分の対応力を示しておくこと

 

の3つを心がけるとよいそうだ。

 

「プロフィールを読んで、その条件に納得した人が買ってくれます。売りたいからといって無理をすると、徐々につらくなり、メルカリは続きません」

 

初心者は値段決めも悩みそうだ。

 

「すでに出品されているものの中で、『売却済み』の価格を参考にしてください。売れなければ徐々に値下げするのも手です」

 

また、手間や心配事を最小限に抑えるメルカリならではのサービスもある。

 

「価格をどうしても決められない場合は『価格なし出品』というオークションに近い方法もあります。配送方法には、料金が安く、出品者・購入者双方に住所や氏名を知らせない『匿名配送』が含まれた『メルカリ便』を。運営側で機器を初期化する『あんしんデータ消去』というサービスは、利用料1千400円は必要ですが、中古スマホの販売時に役に立ちます」

 

売るためにある程度の工夫は大切。ただし「手間とコストをかけすぎないことが、メルカリを続けるコツ」と川崎さんも強く語る。

 

大掃除のついでに発掘した“ゴミ”を、メルカリで売ってお小遣いにしよう。収入ゲットと断捨離クリアの一挙両得だ!

 

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