医薬品の最新ニュース
1 ~5件/5件
-
花粉症や高血圧の薬も出荷調整に…薬局から消えた処方薬リストとその対処法
2021/12/25 11:00「『何軒も調剤薬局を回っているのに、ここにもないんですか? ジェネリック医薬品(後発薬)がないなら先発薬でもいいのに。取り寄せもできないのはなぜですか?』。お客さまから、そんなふうに詰め寄られることもあり、ほんとうに申し訳なくて……」そう胸のうちを明かすのは、大手薬局チェーンに勤務する薬剤師のAさんだ。じつは今、患者が処方箋を持って調剤薬局を訪れても、該当の薬が手に入りにくい、という異常事態が起き -
ぜん息薬、皮膚病薬…“コロナで不足する薬”の共通点
2021/02/05 11:00「今年に入ってからも医療現場は“薬品不足”に直面することがありました。ケースによって原因は異なるのですが、いまもコロナ禍が薬品の供給に悪影響を及ぼし続けているのです」そう語るのは東京都内にある大学病院の薬剤部関係者。本誌は1月5日発売号で、コロナ禍の薬品流通への影響について記事を掲載している。取材の結果、昨年末の時点で一部の月経困難症治療薬、抗生物質製剤、認知症治療薬などが出荷調整をしていたり、販 -
コロナで懸念される薬品不足 変異種流行で物流停止の可能性も
2021/01/08 11:00「薬局でも在庫がなくなっていたり、なくなりかけたりしている薬が増えています。コロナ禍のせいで、インドや中国で原薬(医薬品の有効成分)の製造が滞っているそうで、今後は内科系の持病のある患者さんの薬も処方できなくなるのではないかと心配しています。もちろんできる限り、代替可能な薬もおすすめしますが……」そう不安を漏らすのは、東京都内の開業医。'20年にマスクを求めて人々が列をなしたこともまだ記憶に新しい -
50代は「多剤服用」の入口…降圧剤や降コレステロール薬が起因
2019/11/06 15:50年齢のせいだと思い込み、つい諦めてしまいがちな頭痛やめまい、耳鳴り、けだるさといった体の不調。実は、飲んでいる薬をやめると劇的に改善することがあるんです!「頭痛や疲れやすさ、便秘に肩こり。そんな不調の原因は今飲んでいる薬にあるのかもしれません。薬が病気を招くこともある。それに気づいていない人が多いんです」そう語るのは『薬の9割はやめられる』(SBクリエイティブ)の著者がある松田医院 和漢堂(熊本県 -
「薬やめる科」の医師が教える 日々の不調を治す“減薬”法
2019/11/06 15:50「頭痛や疲れやすさ、便秘に肩こり。そんな不調の原因は今飲んでいる薬にあるのかもしれません。薬が病気を招くこともある。それに気づいていない人が多いんです」そう語るのは『薬の9割はやめられる』(SBクリエイティブ)の著者がある松田医院 和漢堂(熊本県熊本市)の松田史彦院長。今年6月、厚生労働省は高齢者の薬の数を減らすため「高齢者の医薬品適正使用の指針」を示した。5種類以上の薬を飲み続ける多剤服用による