琉球新報の新型コロナウイルスに関する話題
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沖縄、緊急事態要請を検討 酒類提供は終日禁止も 県きょうにも対策本部会議
2021/05/18 13:30県は17日、新型コロナウイルス感染症の流行に歯止めが掛からず、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)しているとして、政府に対して沖縄を緊急事態宣言の対象地域に加えるよう要請する方向で調整に入った。同日午前の感染症対策本部定例会議で議論し、「まん延防止等重点措置」の対象地域となっている県内11市5町では、新たな制限として飲食店の酒類提供を終日禁止する措置も検討している。医療専門家らの意見を踏まえ、県は18日 -
国際通り入口の「おきなわ屋」がコロナで閉店 18年間の営業に幕
2021/05/17 12:30那覇市久茂地のスクランブル交差点沿いに立地していた「おきなわ屋泡盛蔵 スクランブル交差店」が、4月末で閉店した。2003年の開店から18年間、お菓子や泡盛、ご当地グッズなどの土産品を販売してきた。長期化する新型コロナウイルスの影響で客足が戻らず、売り上げはコロナ前の8~9割減となっていた。那覇市内でも一等地で、家賃負担が重くなっていた。コロナ禍で休業や時短営業を繰り返し、通常営業もできていなかった -
時短きょうから拡大 沖縄県まん延防止 映画館や大型施設も
2021/05/14 14:00新型コロナウイルス感染拡大防止のまん延防止等重点措置が延長されたことに伴い、14日から映画館や大型商業施設が県の営業時間短縮要請の対象に加わる。時短営業の要請は、床面積千平方メートル超の大規模施設が対象になる。ショッピングセンターや遊興施設、運動施設などは午後8時まで、映画館やホテルの宴会場などは午後9時までに営業を短縮することが要請される。県は、重点措置対象地域の11市5町で、約1500店舗が対 -
大型施設にも時短要請 沖縄県、まん延防止延長で対処方針 対象に石垣市追加
2021/05/10 13:00新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ「まん延防止等重点措置」の適用期間が延長されたことを受け、県は9日の対策本部会議で対処方針を変更し、重点措置の対象区域に、新たに石垣市を追加することを決定した。同市の適用期間は12日から31日まで。追加によって重点措置の対象は県内11市5町となる。県内全域の飲食店などへの時短要請も31日まで延長する。さらに、新たな対策として映画館やショッピングセンターなどの大型施設 -
玉城知事「妻の実家でBBQ」 ツイッター投稿に批判相次ぐ
2021/05/07 13:20玉城デニー知事は5日、ツイッターで大型連休に同居していない家族とバーベキューをしたと投稿した。閲覧した人々から批判が相次いだ。県は新型コロナウイルス感染症対策としてバーベキューなど飲食につながるイベントを自粛し、同居家族のみで会食するよう県民に呼び掛けている。6日夜、玉城知事は投稿を削除した。玉城知事は「GWの予定は実家と山の神の実家庭でのBBQ」と投稿。「山の神」は、国語辞典によると恐妻を指す俗 -
「つながらない」...コロナワクチン予約で混乱 名護・与那原
2021/05/07 13:20【名護・与那原】名護市と与那原町は6日、65歳以上の高齢者を対象にした、新型コロナウイルスワクチン集団接種の受け付けを開始した。電話やインターネット上で予約が殺到し、苦情が寄せられるなど混乱した。住民からは「機械で無作為に抽出して接種の順番を決めるなど、市民にも行政にも負担にならない方法を考えてほしい」などの意見も寄せられた。名護市は午前9時から予約を受け付け、インターネット予約は1600人の枠が -
沖縄158店舗が時短に応じず 県は連休明けにも命令、店名公表へ
2021/05/06 14:15沖縄県は3日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い県内全域の飲食店に出した営業時間短縮要請について、1万299店舗を巡回し、約2%の211店舗が応じていないことを確認したと明らかにした。このうち「まん延防止等重点措置」(重点措置)の指定地域となっている10市5町では応じていない店舗が158あり、県は早ければ連休明けにも時短を守るよう命令を出し、店名を公表する方向で準備を進めている。重点措置の対象15市 -
大型連休開始、観光客続々と 那覇空港
2021/04/30 14:00新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、29日から大型連休が始まった。那覇空港では同日、ゴルフバッグやサーフボードなど、大きな荷物を手にした観光客が続々と到着した。国の緊急事態宣言が出ている東京、京都、大阪、兵庫の4都府県や、まん延防止等重点措置の対象に指定されている地域からの観光客も訪れた。国内線の到着口前ではサーモグラフィーによる熱感知を実施するなど、水際対策を強化している。大阪府から来た20代 -
沖縄県のコロナ資料黒塗り開示 知事「個人情報が類推できる」と反論 調査団体「苦しい言い訳」
2021/04/28 14:00沖縄県が新型コロナウイルスに関する資料で個人情報が含まれていない一部のページを黒塗りで開示していた問題を巡り、玉城デニー知事は27日の記者会見で「条例に基づいて手続きを取った」として問題ないとの認識を示した。一方、非開示とした根拠について「他の資料と重ね合わせると、個人の情報が類推できる」と説明した。裏を返すと、相関図のページ単独では個人の特定に至らないことを結果的に認めた格好だ。情報公開制度は原 -
若い世代のコロナ重症化が増加 変異株影響か コロナ専門家会議が指摘
2021/04/27 14:00新型コロナウイルス感染症対策について医療関係者らが話し合う沖縄県の専門家会議が26日夜、県庁で開かれた。最近の症状として、比較的若い世代でも重症化するケースが増加していると報告があった。変異株による影響が可能性として指摘されている。専門家会議委員で県立中部病院の高山義浩医師は、体格指数(BMI)が30以上の肥満や糖尿病、高齢者の場合は重症化のリスクがあると指摘。特に肥満や糖尿病に該当する40~50 -
離島空港のPCR検査、5月の大型連休に間に合わない見込み 県は体制構築急ぐ
2021/04/26 13:00沖縄県は23日の沖縄振興拡大会議で、新型コロナウイルスの水際対策として、5月末をめどに離島空港でのPCR検査体制を構築する方針を示した。準備が早く整えば前倒しで開始するが、5月の大型連休には間に合わない公算が大きい。玉城デニー知事は7日の会見で「21日の(当時予定していた)時短要請期間中で発表できるように指示している」と述べていた。一方、県の担当部署は22日、本紙の取材に「知事からは『なるべく早急 -
沖縄の飲食149店、時短要請に応じず 県は命令手続き進める
2021/04/22 14:00沖縄県は21日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて飲食店などに要請している営業時間短縮について、20日までに県内8116店舗を巡回したところ、応じていない店舗が149カ所あったと明らかにした。「まん延防止等重点措置」が適用されている9市の店舗について、正当な理由なく時短に応じない事業者に対し、県は命令を出す手続きを進めている。 -
外来制限へ病院と協議 コロナ「過去最大の流行」 県が医療逼迫で緊急方針
2021/04/20 15:00玉城デニー知事は19日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスの感染急増で医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が続いているため、病床確保や軽症者向け宿泊療養施設の追加確保など緊急対応方針を取ると発表した。新規陽性者が連日100人を超える現状について玉城知事は「過去最大の流行を迎えている。感染の急拡大で県内の医療提供体制は深刻な状況になっている」と説明した。玉城知事は「重症化した患者の入院調整が困難を極める -
沖縄コロナで医療は「ガス欠寸前」 医師「崩壊してもおかしくない」
2021/04/19 13:00県内で新型コロナウイルスの新規感染者数が100人を超える日が続く。17日には過去最多の167人に上った。長期化するコロナ対応で「各病院はガス欠寸前の状態。きょうあす、医療崩壊してもおかしくない」。浦添総合病院の救急集中治療部医長で、人工心肺装置「ECMO(エクモ)」の臨床試験が豊富な医師らで組織する「エクモネット」の岩永航医師(38)が17日までに取材に応じ、人手不足を抱えながらコロナ重症患者の治 -
「私の面接体験記―オンライン面接経験を重ねて気づいたこと」 ロックダウン世代になった就活生のリアル(12)
2021/04/16 13:10琉球新報Style初となる、学生ライターによる連載が始まります。その名も「ロックダウン世代になった就活生のリアル」。新型コロナウイルスの感染拡大によって、インターンや採用試験もオンラインへ移行するなど、就職活動も今までと大きく様変わりしています。そんな新しい日々を手探りで進む学生の皆さんのリアルな感情や、葛藤などを体験記として記していきます。こんにちは!学生ライターの眞榮城茉理です。本格的に就活が -
全住民にコロナワクチン接種始まる 沖縄・津堅島、離島では全国初
2021/04/16 13:10【津堅島=うるま】新型コロナウイルスのワクチン接種が15日正午すぎ、沖縄県うるま市の津堅島で始まった。65歳未満を含む全島民378人(3月31日現在)が対象となる接種で、離島では全国で初めて。会場となった津堅小中学校の体育館には正午の接種開始に合わせ、予約した住民らが予防接種券などを手に次々と訪れた。住民らは市職員らの指示に従い、予診票を提出して医師による診察の後、ワクチン接種を受けた。接種後は1 -
墓参りにも米軍の許可が必要「いつまで続くのか」 清明祭で353人が基地立ち入り申請
2021/04/14 13:00【宜野湾】沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場内で11日、清明祭(シーミー)があった。基地内に墓がある住民らが米軍の許可を得て中に入り先祖に手を合わせた。住民らは「目の前に墓があるのに、いつまで(立ち入り許可制が)続くのか」と早期返還を求めた。市によると、清明祭で今年は353人が立ち入り申請をした。例年400人以上が申請しているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で減少したとみられる。同飛行場南側の誘 -
コロナ対策は2段階クリアでステッカー交付 沖縄県、認証制度で新基準を発表
2021/04/14 13:00沖縄県は11日、新型コロナウイルス感染防止対策を取っている飲食店を県が認証する新制度について、認証基準を発表した。制度は2段階で実施し、第1段階は4項目、第2段階は17項目の感染対策が取られているかを確認する。全項目の実施が認められた店舗に、認証ステッカーを交付する。第1段階は、12日に始まった県の巡回指導で(1)アクリル板等を設置するか、座席の間隔を1メートル以上空ける(2)マスク着用(3)換気 -
沖縄で初、宮古島でワクチン接種 高齢者施設の35人に
2021/04/13 13:30高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が12日、沖縄県内で初めて宮古島市で始まった。市内2カ所の高齢者施設で35人が接種を受けた。市は高齢者施設利用者に優先接種する方針で、22日までの10日間で保管する1箱195瓶(約975回分)を接種する。接種したワクチンは米製薬大手ファイザー社製。市によると第2便が26日の週に到着を予定しており、市内高齢者施設利用者の約千人は今月中に接種が完了する -
沖縄アリーナ初イベントは「キングスvsキングス」! 公式戦中止で披露
2021/04/12 13:00琉球ゴールデンキングスは11日、沖縄市に完成した沖縄アリーナで行う初のイベント「アワ・ファーストゲームス」を開いた。客席がすり鉢状に配置され臨場感のある会場で選手同士の対戦や3点弾対決が行われ、駆け付けた約3500人のファンを楽しませた。10、11の両日、アリーナ初のホーム戦として予定されていた三河戦が、相手選手に新型コロナウイルス陽性者が出たため中止となり、代替イベントとして開かれた。入場時に検 -
沖縄の警戒レベル最高に 「まん延防止」指定で 全市町村の時短、県民の移動自粛を呼び掛け
2021/04/12 13:00沖縄県は10日夕、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、県の警戒レベルを「第3段階(感染流行期)」から最高の「第4段階(感染まん延期)」に引き上げた。沖縄県が政府の「まん延防止等重点措置」の適用対象地域に指定されたことを受け、県の対処方針を決めた。本島9市を措置の適用指定地域とし、加えて、全市町村でも飲食店などの営業時間を午後8時までに短縮するよう要請する。酒類の提供は午後7時まで。期間は12日か -
沖縄に「まん延防止措置」を適用 政府方針、県も要請へ 本島9市12日~来月5日
2021/04/09 14:00政府は8日、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を、沖縄県に適用する方針を固めた。県も同日、重点措置を沖縄に適用するよう政府に要請する方針を固めた。期間は12日から5月5日までとし、本島9市の飲食店などに対して、午後8時までの時短営業を要請する方向で検討している。協力金も支給する。県は沖縄本島と県外間、本島と離島間への不要不急の渡航自粛も要請するとみられる。9市は -
沖縄県のコロナ感染が累計1万人超 新規98人 11日間で1000人増
2021/04/07 14:00沖縄県は6日、新型コロナウイルスに新たに98人が感染し、累計感染者数が1万人を超え1万39人に達したと発表した。9千人を超えた3月26日から11日間で約千人が新たに感染した。県の糸数公保健衛生統括監は「かなり(感染の)スピードが速くなっている。若い人たちの活発な活動にウイルスが乗っかると急速に広がっていくと改めて感じている」と危機感を示した。11日間での千人増は、1月13日から11日間で6千人から -
5日連続90人超え...警戒レベル4項目で「感染蔓延期」 病床占有率は94%に 沖縄
2021/04/05 14:00新型コロナウイルスの新規感染者が5日連続で90人を超えるなど、沖縄県内で感染拡大が続く。現時点での患者数を示す「療養者数」が842人に達し、「病床占有率」は94.4%と90%を超えた。「新規PCR検査の陽性率」も7.3%に上昇するなど、警戒レベルの判断指標は4項目が第4段階の「感染蔓延(まんえん)期」に達した。入院患者の増加を受け県は3日、沖縄本島の医療フェーズを最大の5に引き上げ、病床数を408 -
沖縄県に「感染症対策課」が発足 新型コロナ対策へ専任職員配置
2021/04/02 13:10沖縄県で新型コロナウイルス対策を担う「感染症対策課」が1日、発足した。専任職員37人、兼務職員21人の計58人が配置された。兼務職員は感染の流行状況に応じて、最大で44人まで増やすことができる。専任職員を設けることで、感染症対策に集中して取り組む態勢をつくることが目的だ。1日、県庁で報道陣の取材に応じた嘉数広樹課長は「正確に情報を収集・分析し、PCR検査の拡充にも取り組む。円滑なワクチン接種に向け