琉球新報の新型コロナウイルスに関する話題
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「ロックダウンに近い策を」 宮古病院が一般外来を休止 2月1日まで コロナで医療崩壊寸前
2021/01/26 13:10【宮古島】沖縄県立宮古病院の本永英治院長は25日、同病院で会見し、新型コロナウイルス患者増で病院機能と病床確保が逼迫(ひっぱく)しており「医療崩壊寸前の危機的状況」と強調した。「市にロックダウン(都市封鎖)に近い施策を求めたい。市民の行動変容も強く求める」と危機感をあらわに訴えた。26日からの一般外来休止も正式に発表した。本永院長はロックダウンについて、感染拡大防止の観点から「島外渡航の自粛などを -
沖縄、1週間の感染者数が過去最多更新 人口10万人当たり 県「これまでで最大の波」
2021/01/22 13:00県は21日、直近1週間(14~20日)の人口10万人当たりの新型コロナウイルス新規感染者数が44・89人になったと発表した。過去最多だった昨年8月の42・97人を上回り、最多を更新した。70代男性の死亡と68人の新規感染も発表された。高齢者施設でのクラスター(感染者集団)2例も確認した。米軍関係の感染は4人だった。県の糸数公保健衛生統括監は現在の流行状況について「夏場の第2波より高い波が来ている」 -
沖縄、3度目の独自緊急事態宣言 外出自粛を要請 時短営業は全県午後8時まで
2021/01/20 13:45玉城デニー知事は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて県の警戒レベルを第4段階(感染蔓延(まんえん)期)に引き上げ、県独自の緊急事態宣言を発出した。期間は20日から2月7日まで。県民に不要不急の外出を控え、特に午後8時以降は自粛を徹底するよう求めた。玉城知事は記者会見で「地域の別なく全世代に感染が拡大している。地域医療崩壊が目の前だ。感染拡大を押さえ込むには全ての県民の行動変容が求められてい -
コロナ禍も「えがお」忘れず 電飾でエール 沖縄市・幸地建設
2021/01/13 14:00【沖縄】新型コロナウイルス収束の見通しが立たない中、沖縄市の県道85号沿いの一角がきらびやかなイルミネーションで彩られ、通行する人たちの心を癒やしている。幸地建設(沖縄市、幸地俊郎社長)の社員らが社屋や沿道の木を飾り付けた。「えがお」「かんしゃ」などのメッセージも並び、新型コロナの影響を受ける人にエールを送る。新型コロナの感染拡大で同社や取引先なども影響を受けた。一方で、医療従事者や飲食店関係者を -
「一人も取り残さない」 牧志公園 12月は272人、増加傾向 ゆいまーるの会 困窮世帯に食料配る
2021/01/12 13:00新型コロナウイルス感染拡大の影響などで生活に困っている人々を支援しようと、ボランティア団体「ゆいまーるの会」が週2回、那覇市牧志の牧志公園で食料を配布している。嘉手苅直美代表(65)は「一人も取り残したくない。若い人もお年寄りも利用してほしい」と話す。ゆいまーるの会は昨年6月に発足し、食料の寄付や持ち出しが自由にできる棚を那覇市安里のカーゴス前広場に設置した。同広場での活動は9月で終え、10月から -
コロナ給付金不正受給で税理士らを逮捕 全国初の現職 詐欺容疑で沖縄県警
2021/01/08 12:30新型コロナウイルス感染拡大で収入が減少した個人事業者向けの持続化給付金100万円を、中小企業庁からだまし取るよう指南したとして、県警特別捜査本部は7日、那覇市仲井真の男性税理士(51)、経営コンサルタントの男(54)、その妻(53)の3容疑者を詐欺容疑で逮捕した。特捜本部は「捜査に支障が出る」として、3容疑者の認否を明らかにしていない。男性税理士は逮捕前、琉球新報の取材に対し容疑を否認していた。日 -
初詣の参拝客が大幅減 那覇・波上宮は例年の半分、普天満宮も3割 分散呼びかけ
2021/01/04 13:00新年を迎えた1日、沖縄県内の神社や寺には多くの参拝客が初詣に訪れたが、新型コロナウイルスの影響で混み具合は那覇市の波上宮が例年の5割程度、宜野湾市の普天満宮が3割程度にとどまっている。沖縄県内では旧暦でも正月を祝う習慣が残る地域が多く、各地の神社は「密」を避けて旧正月(2月12~14日)までの間の参拝を呼び掛けている。波上宮には元日前夜から、午前0時の開門を待つ参拝客が列を作った。ただ、例年であれ -
特殊な状況下で迎える結成20周年。コロナ禍でORANGE RANGEが取り組む新たな発信の形とは。
2020/12/28 13:00新型コロナウイルスの感染拡大が収まる気配を見せない。沖縄県も独自の緊急事態宣言を2回発するなど、人々の行動は大きく制限された。その影響を受けて音楽業界もライブハウスやホールの休館が相次ぎ、多くの公演が中止に追い込まれた。そんな中でもアーティストやライブハウスなどで働く人々は、局面を打開すべく新しい表現方法を模索し続けている。沖縄県出身のアーティスト「ORANGE RANGE」も、例外ではなくその中 -
コロナワクチン、離島も居住地で接種 承認2月にも、まずは医療従事者へ
2020/12/28 13:00英国や米国で接種が始まった新型コロナウイルスワクチン。国内でも米製薬大手のファイザーが18日に厚生労働省に初めて承認を申請した。厚労省は国内での臨床試験(治験)などを経て来年2月にも承認の可否を決める。一方、開発が進むコロナウイルスワクチンの一部は超低温での保管が必要だとされる。沖縄は離島を多く抱えるが、専門家は政府が調達・供給する専用冷凍庫(ディープ・フリーザー)やドライアイスを活用すれば、各離 -
人口1200人の離島・伊平屋村で大規模クラスター 計30人感染、濃厚接触85人
2020/12/25 14:30沖縄県の玉城デニー知事は24日、人口約1200人の伊平屋村で新型コロナウイルス感染症の大規模な集団感染(クラスター)を確認したと発表した。濃厚接触者は85人にのぼるという。小規模離島でのクラスターは県内で初めて。感染者が11月下旬に仕事で伊平屋村を訪れ、同村の飲食店に立ち寄り、同飲食店の従業員やその後に同飲食店を利用した客に感染が広がったとみられる。今月12日から24日までに10歳未満から60代ま -
21年度沖縄予算3010億円を閣議決定 4年連続同額 一括交付金の減額根拠は明示せず
2020/12/22 15:00【東京】政府は21日の閣議で、2021年度沖縄関係予算を20年度当初予算と同額の3010億円と決定した。4年連続で同額となった。現行の沖縄振興計画の最終年度で、安倍晋三前首相が約束した3千億円台を確保した。一方で、県が使途を決められる沖縄振興一括交付金は19年度当初予算比33億円減の981億円となり、制度創設後始めて1千億円を割り込んだ。減額は7年連続で、過去最低額を更新した。一括交付金の内訳は、 -
コロナ禍の大学生活ってどんな感じ? ロックダウン世代になった就活生のリアル(4)
2020/12/22 15:00琉球新報Style初となる、学生ライターによる連載が始まります。その名も「ロックダウン世代になった就活生のリアル」。新型コロナウイルスの感染拡大によって、インターンや採用試験もオンラインへ移行するなど、就職活動も今までと大きく様変わりしています。そんな新しい日々を手探りで進む学生の皆さんのリアルな感情や、葛藤などを体験記として記していきます。初めまして!平良真美(たいら・まみ)と申します。現在、就 -
沖縄知事、年末年始の緊急特別対策を発表 新成人の宴会「控えて」
2020/12/15 16:00玉城デニー知事は14日午後の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、同日から来年1月12日までを期間とする「緊急特別対策」を実施すると発表した。那覇、浦添、沖縄の3市の飲食店に対し営業時間短縮(12月17日から28日まで)を要請するほか、離島への往来自粛、年末年始の帰省や行事の開催を控えることなどが柱。同日の県の新型コロナに関する対策本部会議で決定した。営業時間短縮は、3市内の店舗に -
持続化給付金の自主返還、全国で64億円 沖縄でも相談相次ぐ 「不正受給」理由も
2020/12/08 16:00新型コロナウイルスの感染拡大で減収した個人事業者や中小法人を支援する持続化給付金を巡り、受給者が自主的に返還した給付金の総額が、全国で64億3700万円に上ることが6日までに、中小企業庁への取材で分かった。返還者は「誤って申請した」などと返還理由を説明しており、中には不正受給したと話す返還者もいるという。不正受給は沖縄県内でも問題となっており、県消費生活センターには返還に関する相談が寄せられている -
持続化給付金詐欺事件に関与か 沖縄県警が税理士事務所を家宅捜索
2020/12/02 13:30新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた個人事業者向けの持続化給付金総額300万円を中小企業庁からだまし取るよう指南したとして、那覇市与儀の会社役員の男(54)と妻(53)の両容疑者が詐欺容疑で逮捕された事件で、県警特別捜査本部は1日、給付金の申請に関与した50代男性税理士の事務所を家宅捜索した。特捜本部は2日、両容疑者を那覇地検に送致する方針。捜査関係者によると、家宅捜索で押収されたのは同給付 -
緊急事態宣言も視野に 沖縄県のコロナ専門家会議 GoToは条件付き継続
2020/11/30 13:00新型コロナウイルス感染症対策について医師や専門家らが話し合う県の専門家会議が28日夜、開かれた。今後、感染者が増加し医療がさらに逼迫(ひっぱく)すれば「緊急事態宣言」など強い措置を取る必要性を確認した。冬場には、コロナ以外の患者も増加するため、コロナ病床の確保ができなくなることも想定する必要があるという。緊急事態宣言が必要となる医療の逼迫状況については、今後、検討を深める。県の糸数公保健衛生統括監 -
沖縄の経済界「GoTo継続を」 運用見直しで県が意見聴取
2020/11/27 12:00県は26日、新型コロナウイルス対策に関する緊急経済対策本部会議の幹事会をリモートで開き、経済団体14団体の担当者が参加した。全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が示している「Go Toキャンペーン」の運用見直しについて経済界の意見を聞いたところ、参加者からは「Go To」の継続を求める声が大勢だった。県は今後、医療関係者らでつくる県の専門家会議からも意見を聞いた上で、週明けに新型コロナ -
「おきなわマラソン」 来年1月にオンライン開催
2020/11/25 13:30【中部】オンラインおきなわマラソン実行委員会(中部広域市町村圏事務組合、琉球新報社)は来年1月9~22日、「オンライン2021おきなわマラソン」を開催する。スマートフォンのトレーニングアプリ「TATTA(タッタ)」を使用し、期間中に計42・195キロを走れば完走とする。来年2月に予定されていた「第29回2021おきなわマラソン」が新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期になったことを受け、代替イベ -
沖縄タイムス元社員を逮捕 コロナ給付金の詐欺容疑 約40人関与の起点か
2020/11/16 13:00沖縄県警特別捜査本部は13日、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた個人事業者向けの持続化給付金100万円を中小企業庁からだまし取ったとして、沖縄タイムス元社員の男(45)=那覇市=を詐欺容疑で逮捕した。同給付金を巡っては全国でも逮捕者が相次いでいるが、県内での摘発は初めて。特捜本部によると、男は「不正に受給したことは間違いない」と容疑を認めているという。沖縄タイムス社のこれまでの説明などによる -
沖縄の平和学習、オンラインで 修学旅行中止でも「伝えたい人」つなぎます ガイド6団体
2020/11/11 12:30新型コロナウイルスの影響で沖縄を訪れる修学旅行の中止が相次いでいることを受け、県内のガイド団体などが6日、平和学習をオンラインで後押しする「沖縄ピースリンクプロジェクト」を開始した。ガイド団体や関連施設が連携し、沖縄を訪れることができない学校にガイドや語り部が講話する場を設け、「学びたい人」と「伝えたい人」をつなぐ試み。同日から特設サイトで6団体・施設が情報発信を始めた。プロジェクトには沖縄平和ネ -
視察クラスター・沖縄自民会派が謝罪 「大人数で離島、深く反省」
2020/11/10 12:00沖縄県議会野党会派の沖縄・自民は9日、会派室で記者会見を開き、県議団による離島視察で議員12人が新型コロナウイルスに感染した問題について謝罪した。会派代表の島袋大氏は「県民の皆さまに不安と迷惑をおかけしたことをおわび申し上げる。会派として反省を踏まえこれまで以上の注意を払い活動を再開させていただきたい」と述べた。自民会派は10月18~21日の日程で与那国町、石垣市、宮古島市を視察し、夜には地元の首 -
琉大、コロナ重症化防止へ来年から治験 痛風治療薬の効果を検証 横浜市立大学大学院などと共同
2020/11/06 12:00琉球大学は5日、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐ効果を検証するため、痛風などの治療薬として使われている「コルヒチン」の医師主導の治験を横浜市立大学大学院などと共同で来年1月に始めると発表した。できるだけ早い時期の承認申請を目指す。重症化リスクの高い高齢者や持病のある人などに投与することで重症化を防ぎ、患者と医療機関の負担軽減が期待される。琉球大によると、試験実施計画書に基づいてコルヒチンの有 -
沖縄県議会、議員視察に指針策定へ 自民会派クラスターを問題視
2020/10/28 13:00沖縄県議会(赤嶺昇議長)は27日、各派代表者会を開き、先島地方を視察した自民会派の県議団が新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)となったことへの対応について協議した。県議会として議員視察の在り方などを含め今回の一連の経緯を検証し、新型コロナに対する新たな対応指針を策定する方針で一致した。各会派からは、決算特別委員会開会中にもかかわらず、大人数で医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な離島視察を実施した -
沖縄県が「コロナ警報」を発表 感染防止対策の徹底を要請 新規感染は29人
2020/10/27 13:30沖縄県内の感染者数が10月以降増加し、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が24日連続で全国最多であることを受け、県は26日、全ての県民や事業者に感染拡大防止対策の徹底を要請する「沖縄コロナ警報」を出した。会見で玉城デニー知事は「このままだと県の警戒レベル指標は第4段階となり、社会全体の動きをどうするか、重大な判断をしなければならなくなる。これ以上感染を拡大させないために、もう一度しっかり -
自民県議の感染12人に 沖縄で新たに31人がコロナ感染
2020/10/26 13:00先島地方を視察した自民県議の新型コロナウイルス感染に関し、県議会事務局は25日、新たに下地康教氏(61)=宮古島市区=の感染を確認したと発表した。下地氏は23日にPCR検査を受け25日に陽性と判明した。自民県議の感染者は計12人となった。県によると25日に県内で新たに確認された感染者は、下地氏を含め10~70代の男女31人だった。自民県議らは今月18~21日まで与那国町、石垣市、宮古島市を視察した