高齢者の最新ニュース
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1日100キロの山道を走破! 84歳の現役介護ヘルパー「年下を介護することもあります」
2024/07/22 11:00人口のおよそ3割が65歳以上の高齢者。物価が高騰しても、年金は上がらず、生きていくために働き続けるしかない。84歳の介護ヘルパーがいると聞けば、そんな厳しい日本の現実を反映するような話と思われる人がいるかもしれない。だが、本人はというと……。介護を天職だと思っている。日々、楽しんでいる。やりがいを感じている。超高齢社会で、介護とは、働くこととは何なのか、考えさせてくれる女性に会ってきた(前後編の前 -
84歳の現役訪問介護ヘルパー「最愛の夫も看取り…仕事をまだまだ続けたい」
2024/07/22 11:00【前編】1日100キロの山道を走破! 84歳の現役介護ヘルパー「年下を介護することもあります」より続く。84歳にして現役の介護ヘルパーである長田テツ子さん。訪問介護事業所「てんまるっと」(静岡県浜松市)に所属するヘルパーとして、日々100キロの山道を、ワンボックス軽自動車を運転して、利用者のもとを訪問している。テツ子さんが訪問介護の道に進んだのは81歳のとき。現在に至るまでの紆余曲折の道をテツ子さ -
ドクター中松氏 96歳で免許更新が「大丈夫かよ」と物議…それでも返納しない“まさかの理由”
2024/07/18 18:26《96.1歳で運転免許更新に来ました》7月17日、Xにこう綴ったのは発明家のドクター中松氏だ。ジャンピングシューズの「スーパーピョンピョン」など様々な発明品で知られ、7日に投開票が行われた東京都知事選に出馬するなど政治方面でも広く認知されている中松氏。齢96にして免許を更新したといい、自動車教習所の自動車に乗る様子を写真でアップ。さらに別の写真には教習所のスタッフと見られる人々と記念撮影しており、 -
熱中症と勘違いしやすい“夏の脳梗塞”見分けるポイントを医師が解説
2024/07/08 11:006月のある真夏日に、屋外で運動をしていた50代男性が、頭痛や吐き気に加え、手足のしびれを感じていたものの、熱中症だと判断。帰宅してシャワーを浴びた後、涼しい場所で横になった。そのまま4時間半以上経過した後、家族が軽度の意識障害のような症状を発見。すぐに病院を受診したところ、熱中症ではなく脳梗塞であることが判明。その後、半身不随の症状が残ってしまった。――今年も、すでに真夏日が続出している。熱中症へ -
桂ざこばさんも亡くなった「大人の喘息」掃除中に咳が止まらない、台風が来ると息苦しい人は要注意!
2024/07/04 11:00「喘息で全然あきまへん、ハ~ァ。喘息あかんわ、ほんまに――」歯に衣着せぬトークと人情味あふれるキャラクターで人気があった、落語家の桂ざこばさんが、6月12日に喘息のため、大阪府内の自宅で亡くなった。享年76。亡くなる1カ月半前の会見で、自らの体調について弱気な発言をしていたざこばさん。激しい咳や呼吸困難などを起こす「喘息」。一般的には、子どもに多い病気だと思われがちだが、じつは大人になってから発症 -
エスカレーターに挟まれ窒息したケースも…街中に潜む思いがけない“死の危険”
2024/06/27 06:00「6月12日、東京都西東京市のスーパーで、カートを手にした80代女性がエスカレーターで転倒し、手すりと床の間に挟まった状態で倒れているところを発見されました。女性は転倒した際に首を挟まれたようで、窒息死したとみられています」(全国紙記者)エスカレーターによる事故が後を絶たない。一般社団法人日本エレベーター協会が2018~2019年までに行った「エスカレーターにおける利用者災害の調査報告(第9回)」 -
「早く免許を返すように…」池袋暴走事故の遺族夫が明かす「飯塚受刑者(93)からの懺悔」
2024/06/24 11:00「車いすを押されて面会室に入ってきた飯塚受刑者を見たとき、〈人はわずか数年で、ここまで衰えてしまうのか〉と、正直驚きました。真っすぐ座っているのもつらいような状態に見えました」そう明かすのは、2019年4月21日の「池袋暴走事故」で、妻の真菜さん(当時31)と娘の莉子ちゃん(当時3)の命を奪われた遺族の松永拓也さん(37)。当時、車を運転していたのが、元・通産省官僚で、現在服役中の飯塚幸三受刑者( -
ついに全国で始まった…「家賃」値上がりランキング! 3位滋賀県、2位山形県を押さえた意外な県は?
2024/06/13 11:00「10年も住んで、大家とも良好な関係でしたが、契約更新半年前に何の前触れもなしに『申し訳ないけど、家賃を大幅に上げたいんです。応じてもらえないなら、半年分の家賃を払うので、退去してくれませんか』と通告されました。もめるのも嫌なので“違約金”を引っ越し費用や家具の費用にあて、退去しました」(50代主婦)「父から相続したマンションに、8年間住んでいた借主がいたんです。古い物件とはいえ、都心へのアクセス -
犬を飼うと認知症リスク4割減!「猫ではだめ?」研究者に聞いてみた
2024/06/10 11:00犬を飼っている人と猫を飼っている人とでは、認知症の発症リスクに差が出る。こんな驚きの研究結果が東京都健康長寿医療センター・社会参加とヘルシーエイジング研究チームによって公表された。早速この研究に携わった同センター協力研究員で国立環境研究所主任研究員の谷口優さんに聞いた。「たしかに、犬を飼っている人は、飼っていない人に比べて、認知症が発症するリスクが40%低いことが、今回の研究で示されました」この研 -
40代後半から要注意!むせる、口の中が乾燥する…健康寿命を縮める「口の衰え」
2024/06/07 11:00口が回りにくくなった、なんだか口が渇く……。口内の不調に、マスクを外して気づいた人も多い。年齢とともに「むせる」「食べ物がうまく飲み込めず、食べこぼしが増えた」「滑舌が悪くなる」など、口腔機能の衰えが出てくる状態をオーラルフレイルと言う。「オーラルフレイルは口のフレイル(虚弱)という意味の造語で病気ではありません。口に“ささいな衰え”が出た状態を言います。高齢者特有の状態だと思うでしょうが、じつは -
岸田首相 高齢者の定義「70歳引き上げ」で年金1300万円減!労災死増加の懸念も
2024/06/06 06:00現在、65歳以上となっている高齢者の定義。これを5歳引き上げようという提言が話題になっている。これが招くのは年金の大幅な減額と、高齢者の労災の続出だ。頼みの綱の賃上げも、不都合な真実が明らかになって――。「高齢者の健康寿命も延びるなか、“高齢者”の定義を5歳引き上げるべき!」岸田文雄首相(66)も出席した経済財政諮問会議で5月23日、経団連のトップたちから、そんなトンデモ提言が飛び出した。現在、日 -
黄土色の尿、乾いた脇の下…梅雨から要注意の熱中症!医師が教える“脱水のサイン”
2024/05/31 11:00今年の夏も猛暑が予想されているが、気をつけたいのは“梅雨”の時季。暑くないからと自分の渇きに鈍感な結果、おしっこが黄土色、熱中症で倒れるなんてことは避けたい。気象庁の3カ月予報によると、今年も高温多湿の暑さが厳しい梅雨~夏を迎えるようだ。気温が上がると注意したいのが脱水症や熱中症。「脱水症は体に必要な水分量が減ってしまっている状態のことで、熱中症にもなりやすくなります」こう話すのは湘南鎌倉総合病院 -
10年間にわたり窓ガラスを破壊 “連続パチンコ襲撃犯”の81歳がついに逮捕される
2024/05/27 18:37米カリフォルニア州アズサで、約10年間にわたり住民を恐怖に陥れていた男がようやく特定され、逮捕された。地元テレビ局ABC7などが報じている。アズサでは10年前から、何者かが窓ガラスや車のフロントガラスを破壊する事件が多発していた。現場にはBB弾サイズの金属の球が残されていたが、犯人を特定する手がかりにはならず、住民は10年間も「次は我が家が狙われるのでは」という不安を抱えて生活し続けていたという。 -
2050年に高齢独居女性が直面する「悲惨予想図」年金減額で月4万円以上の大赤字に
2024/05/27 11:00「4月24日に発表された有識者グループ・人口戦略会議のレポートで、少子化によって2050年までに、全国の市区町村の4割にあたる744もの自治体に“消滅可能性がある”と報告されました。将来的に、路線バスなどが廃線になり、買い物難民になったりと、満足な行政サービスが受けられなくなる可能性が指摘されています。また、医学が発達して長寿化すれば、医療や介護の期間も長くなります。その一方で、赤字体質の自治体で -
認知機能を維持するための生活習慣!「1日1万歩」が“逆効果”な理由
2024/05/27 11:00聞きなれない「軽度認知障害」という言葉。聞けば、「認知症」の一歩手前だという。65歳以上の6人に1人が認知機能にトラブルを抱える今、少しでも進行を食い止めるには――。2022年時点で、65歳以上の認知症の高齢者の数は、443万人。厚生労働省が5月8日に公表した研究資料には、認知症にまつわる推計の数値が、このように記されていた。全国紙・社会部記者が言う。「団塊ジュニア、つまり現在のアラフィフ世代が6 -
「家賃11万円以上」の賃貸に住む50代夫婦が知らない意外な“老後破綻リスク”
2024/05/22 11:00高齢者は賃貸を借りづらい。よく言われることだが、それを裏付ける調査結果が発表された。賃貸に住む人たちは、今後どうすればいいのか。専門家と考えた。賃貸派の人が驚愕するデータが発表された。全国の賃貸物件のオーナー500名に聞いたアンケート調査で、「高齢者の入居を受け入れていない」と答えた賃貸オーナーが41.8%もいたというのだ。なぜ高齢者の入居を避けるのだろう。高齢者の住まいに詳しいファイナンシャルプ -
65歳から増える「老人性うつ」認知症と誤診され症状悪化のケースも…見分ける方法は?
2024/05/15 11:00「65歳以上の人が発症するうつ病を『老人性うつ』といいます。この老人性うつは、認知症と症状が似ている部分もあり、見分けにくいんです。認知症と思っていたら老人性うつだった、あるいは、それら2つの症状が合併しているケースもある。それだけ診断が難しいんです。また、老人性うつが、認知症の発症リスクを高めることもあります」えびな脳神経クリニック理事長で、同院認知症疾患医療センター長の尾﨑聡医師が、こう話す。 -
愛子さまにも“追っかけ”が! 「笑顔が最高です」80代の熱烈ファンが語るプリンセスの魅力
2024/04/17 15:504月11日、学習院大学卒業と日本赤十字社入社を上皇ご夫妻にご報告するために仙洞御所を訪問された愛子さま。仙洞御所付近には報道陣のほかに、愛子さまをひと目見ようと10人ほどの人々が集まっていた。「愛子さま!」歓声を受け、愛子さまは車のなかから笑顔で手を振られる。「愛子さまをずっと応援してきました。最近はさらに愛らしくなりましたね。すべてが好きですけれど、特に笑顔が最高です。きれいになられて、涙が出そ -
世界最高齢アプリ開発者・若宮正子さん(88歳)銀行員時代はそろばんができない「お荷物」行員だった
2024/04/07 06:00「ここからですね、人生がおかしくなったのは……うふふふ」チャーミングな笑顔とともに、アメリカ・シリコンバレーでの出来事を振り返る一人の女性。パソコンやスマホなどデジタル機器を使いこなし、政府主催の会議や地方での講演を精力的にこなす。その様子は、今時のキャリア女性そのものだが、彼女の年齢が88歳だなんて、信じられますか?「メールだと、飛行機に乗っているとき以外ならいつでもお返事できますから、メールで -
最高齢アプリ開発者・若宮正子さん(88歳)ティムクックにも直談判! 81歳からの超サクセスストーリー
2024/04/07 06:00【前編】世界最高齢アプリ開発者・若宮正子さん(88歳)銀行員時代はそろばんができない「お荷物」行員だったから続くさらに若宮さんの日常を一変させる事件が81歳のときに起きる。自らが作った、ひな人形を正しい位置に並べるゲームアプリ「hinadan」のアプリストアへの登録が米アップル社に通り、公開されたのだ。「東日本大震災のあと、浪江町(福島県)でタブレットの使い方を教えるボランティア活動をしていたんで -
ひとり暮らし高齢女性の4割超が貧困に…夫と死別後、生活保護になる事例も
2024/04/03 11:00「すべての女性が、いきいきと、自ら選んだ道を歩んでいけるよう力を尽くすことを、改めてお誓いいたします」3月8日、国際女性デーに合わせ、こんな力強いメッセージを送った岸田文雄首相(66)。だが、独り暮らしの高齢女性の多くは“自ら選んだ道”を歩めないほどの危機にひんしている。ニッセイ基礎研究所の准主任研究員の坊美生子さんはこう語る。「独り暮らしの高齢女性が急増しています。2020年の国勢調査では、高齢 -
投資詐欺で60代女性が1600万円被害に…自治体補助金を活用して詐欺電話対策を
2024/03/22 15:50高齢者を狙った詐欺事件が後を絶ちません。2024年2月には、山口市の70代女性が介護保険の還付金があるとそそのかされ、740万円をだましとられました。同じころ長野県では、60代女性が「300%のリターンが見込まれる」と投資を持ち掛けられ、1600万円の被害に遭いました。これら詐欺の手口は多様ですが、共通点はきっかけが電話だということ。警察庁によると2022年11~12月に起きた詐欺事件の約85%が -
「頻尿薬」飲み続けると記憶障害の危険性も……50代以上の服用者が多い認知症高リスク処方薬
2024/02/28 11:00年齢を重ねたぶんだけ増える処方薬。だが、飲む薬の種類が多いほど副作用が増幅されることはあまり知られていない。その物忘れ、ひょっとして薬の影響かもーー。高齢者の5人に1人が認知症となると推計されている「2025年問題」まで、あと1年を切った。認知症はますます身近な問題となったため、ちょっとした物忘れも“認知症のせい”と安易に考えてしまいがちだが。「じつは認知症ではなく、薬の副作用によって認知機能が低 -
「支持せざるをえない」維新“医療窓口負担を一律3割”を提言…実現すれば数兆円規模の削減にネット評価
2024/02/23 06:00《医療という巨大産業を構造改革して生産性を向上し、患者のために窓口負担を適正化(原則一律3割化)することで医療サービスの質を高め、結果、公費・社会保険料の負担は圧縮され新たな財源も生み出される。そうすれば、少子化対策としての「支援金」などの新たな実質増税は不要になり、さらには現役世代の社会保険料を軽減することも可能になります》2月21日、自身のXにこう綴ったのは日本維新の会の音喜多駿政調会長(40 -
篠山紀信さん83歳、坂田利夫さん82歳での“老衰”による逝去に「若すぎる」の声…医師解説「老衰が急増」の理由
2024/02/09 06:00《82才で老衰なんて、若すぎます》《両親に年齢が近い方が老衰で亡くなられて、そのお年で老衰なのかと、早くないかと思ってしまう》昨年12月、亡くなった篠山紀信さん(享年83)と坂田利夫さん(享年82)が老衰で亡くなったことが報じられると、X(旧ツイッター)上ではこんな声が。これまで、老衰といえば、特定の疾患を持たない80代後半や90代以上の人が静かに息を引き取るというイメージが強かった。だが、近年、