災害の最新ニュース
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《試算ではひざ痛は3.2万円増も》10月から後期高齢者の医療費の窓口負担が2割に増加…がん患者はどうなる?
2025/10/08 11:00「後期高齢者の窓口負担が2割に増えたことで、『すでに受診控えが出ている』と医療関係者から聞いています。配慮措置が終了すれば、さらなる受診控えによって、症状を悪化させる高齢者が増えてしまうでしょう」そう話すのは、医療や社会保障に詳しい鹿児島大学教授の伊藤周平さん。後期高齢者(75歳以上)の医療費の窓口負担は、「現役世代の負担を軽減する」ことを目的に、2022年の制度改正で「単身世帯は年収200万円以 -
《道路の水たまり、電線の張り…》台風襲来前に気をつけておきたい「街に潜む“危険な特徴”5つ」
2025/09/18 11:00「10年前の台風の夜。都内から神奈川県の自宅に帰ると、住宅街一帯は停電で真っ暗。さらに5軒隣には人だかりができていて、何だろうと思ったら、古い電柱が折れて倒れていたんです。電柱が突っ込んだ屋根は重さ数百キロの変圧器でつぶれ、穴が開いていました。幸い住民の方は無事でしたが、自分の家に倒れてきて、2階部分にいたらと思うと恐ろしいです……」読者の30代女性は、2015年の台風18号の経験をこう語る。9月 -
「受診控えで命を落とす人が出かねない」能登半島地震から1年半で医療費減税が打ち切り…“切り捨て”に被災者から悲鳴
2025/09/17 11:00「地震と豪雨災害からの復興もままならないうえ、医療費の窓口負担の減免まで打ち切られてしまったら、今後、受診控えで命を落とす人が続出しかねません」そう懸念を示すのは、県内の開業医や勤務医が加盟する石川県保険医協会、事務局の長浦久実さん。昨年1月に発生した能登半島地震のあと、自宅が半壊以上の被害を受けた被災者には、医療費の窓口負担や介護サービスの利用料が免除される特例措置が取られていた。ところが、石川 -
高齢者がいる家が「地震・台風に備えておくべき最低限のモノ」《防災アドバイザー監修》
2025/09/12 11:00日本中であらゆる災害が起こる時代。その中でもっとも弱いのは、ズバリ高齢者。近年の災害で、命を落とした人の多くは60歳以上だという事実がある。たとえ災害で死ぬ人の総数が少なくても、その中の1人に自分の家族が当てはまってしまったら――。“いざという時”が来る前に、家族全員が生き延びる備えをしよう。「防災グッズや保険は災害から生き残れたときに必要なもの。まずはとにかく、どんな災害があっても家族全員で生き -
寝たきり、車いす…高齢者がいる家庭の《地震&台風》災害対策 介護のプロ&防災のプロが解説
2025/09/12 11:00「地震、津波、台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害に加え、火山噴火。私たちは自然災害が頻繁に起こる日本列島で暮らしています。大切なことは、“家族全員が死なない環境”を整えることです」そう語るのは、備え・防災アドバイザーの高荷智也さん。まずは表を見てほしい。近年の災害で、命を落とした人の多くは60歳以上だという現実だ。「2011年の東日本大震災では、死者・行方不明者22,332人のうち、じつに6割以上が -
「陰湿すぎ」「信じられない」とネット激怒…豪雨被災地の熊本市長に送られてきた“心ないDMの中身”
2025/08/18 19:42記録的大雨が発生し、豪雨被害からの復旧を急ぐ熊本市。中心市街地ではアーケード街が浸水し、地下施設にも被害が出た。「熊本市では8月10日午後11時から11日午前11時までに362.5mmもの雨量を記録。これは平年の8月、1カ月間に降る雨量の1.9倍もの数値です。また1時間雨量の最大値は87mmで、8月としては過去最高値に。水害がひどく1名の死者が出て、行方不明者も1名います」(全国紙社会部記者)そん -
「きつい言葉だけど伝わる」やす子 大雨への注意喚起で賞賛された“強烈7文字”
2025/08/12 18:32お盆前の3連休に、九州各地や山口県を記録的大雨が襲った。熊本県を中心に大雨特別警報が発令され、土砂崩れや浸水が相次いで発生し、現在でも雨は降り続き、各地では復旧活動が続いている。そんななか、お笑いタレントのやす子(26)が地元でもある山口や九州に向けてXで呼びかけた内容が、“ストレートな表現でわかりやすい”と話題となっている。《山口、九州、雨大丈夫ですか? 地元の山口県宇部市も冠水してるところがあ -
【防災のプロ・高荷智也さんが解説】白熱灯はLEDに、5年使った延長コードは捨てる…地震火災の防ぎ方
2025/08/08 11:007月30日、ロシアのカムチャツカ半島近くでおきたマグニチュード8.8の巨大地震で、日本国内で最大1.3メートルの津波が観測された。今回の地震は、東日本大震災と同じ「逆断層型」と呼ばれるもの。将来発生が懸念されている南海トラフ地震もこのタイプで、広範囲に甚大な被害をもたらす可能性がある。今後、そうした大規模災害を想定した備えは常に必要だ。そこで2022年に掲載し、反響の大きかった「地震火災の防ぎ方」 -
【防災のプロ・高荷智也さんが解説】「ぐらっと来たら火の始末」は時代遅れ?最新の地震火災対策
2025/08/08 11:007月30日、ロシアのカムチャツカ半島近くでおきたマグニチュード8.8の巨大地震で、日本国内で最大1.3メートルの津波が観測された。今回の地震は、東日本大震災と同じ「逆断層型」と呼ばれるもの。将来発生が懸念されている南海トラフ地震もこのタイプで、広範囲に甚大な被害をもたらす可能性がある。今後、そうした大規模災害を想定した備えは常に必要だ。そこで2022年に掲載し、反響の大きかった「地震火災対策」に関 -
「気象庁が煽り過ぎ」田母神俊雄氏 カムチャツカ地震の“津波警報”への不満に批判殺到「大震災から何も学んでないの?」
2025/08/01 18:457月30日、日本中が緊張感に包まれた。午前8時半ごろ、ロシアのカムチャツカ半島付近でマグニチュード8.8の巨大地震が発生し、太平洋側を中心にした広い範囲に、津波警報が呼びかけられた。ほとんどのテレビ局は放送内容を変更して津波情報を届け、「逃げて」のメッセージを発信し続けた。多くの国民が炎天下のなか指示に従い、高台などに避難した。それはもちろん、’11年3月11日に発生した東日本大震災の教訓に他なら -
《著者の主張に“反論”も》「7月5日大災難」予言外れるも観光業に打撃の実害…責任問う声に出版社が示した「回答」
2025/07/08 06:00’21年10月に出版された元漫画家・たつき諒氏の著書『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社刊)をきっかけに、拡散した“日本大災難説”。トカラ列島近海で続く群発地震に警戒が高まるも、“Xデー”とされた7月5日に日本全土を襲う大災害は発生しなかった。当初、帯に《幻の“予言漫画”復刻!!「本当の大災難は2025年7月にやってくる」》とのキャッチコピーが大きく載った本書(※現在、飛鳥新社の公式サイトでは《夢で -
「地球滅亡するんだったら」ノストラダムスで人生変わった…予言に振り回される芸能人たち《7月5日大災難説が話題》
2025/07/02 18:00“2025年7月5日に大災害が日本を襲う”という噂は、日本のみならず、香港や台湾、韓国と世界に広がりを見せており、すでに香港の航空会社では日本路線の一部が欠航・減便されるといった影響も出始めている。発端となっているのは、元漫画家・たつき諒氏(70)の漫画単行本『私が見た未来』(朝日ソノラマ刊)。予知夢に関する作品を収録した1999年に発売された漫画だが、表紙に《大災害は2011年3月》と記載があっ -
“7月5日大災難”を予言した漫画家 最新自伝で真意明かすも『私が見た未来 完全版』出版元は「取材NG」
2025/06/27 06:00日本のみならず、香港や台湾、韓国でも広がりを見せている“2025年7月5日に大災害が起きる”という噂。“Xデー”が近づくにつれて、世間の関心も高まっている。ことの発端は、1999年に発売された元漫画家・たつき諒氏(70)の漫画単行本『私が見た未来』(朝日ソノラマ刊)。予知夢に関する作品を収録した漫画だが、表紙に《大災害は2011年3月》との記載があったことから、“東日本大震災を的中させていた”と2 -
「気を抜くのよくない」青井実アナ 災害報道で視聴者からの違和感続出、目撃された「迂闊な振る舞い」
2025/06/26 18:286月24日放送の夕方のニュース番組『Live News イット!』(フジテレビ系、以下『イット!』)で、MCを務める青井実アナウンサー(44)が見せた“ある振る舞い”が物議を醸している。この日、『イット!』ではギリシャのヒオス島で発生した大規模な山火事のニュースを伝えた。エーゲ海北部に位置するヒオス島は美しい自然や石造りの街並みを誇る人気観光地。22日に島の中心部で火災が発生し、強風の影響で、炎が -
《“不安煽るな”と心ない声も》“7月5日の大災難”を予言した『私が見た未来』作者への批判が的はずれなワケ
2025/06/26 06:00“7月に日本で大災害が起きる”という夢日記で、一躍注目を集めた元漫画家・たつき諒氏(70)の著書『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社刊)。同書は電子版を含めて100万部を突破するなど、7月が迫るにつれ関心が高まっている。もとの漫画単行本は、1999年に朝日ソノラマ(2007年に解散)から出版され、長く絶版となっていた。だが同書に収録されていた夢日記に関する作品が2020年ごろから“東日本大震災を的中 -
「2025年7月に大津波」の夢が波紋も…話題漫画の著者が同時に訴えていた“その後の未来”
2025/06/21 11:002025年7月に大災害が日本を襲う――。こんな“予言”がまことしやかに広がり、観光事業にも打撃を与えている。騒動のきっかけは、たつき諒氏(70)による1999年に出版された漫画単行本『私が見た未来』に掲載された予知夢に関する作品だ。「この漫画は長く絶版となっていましたが、2020年ごろから表紙に記されていた《大災害は2011年3月》との文言が東日本大震災を的中させているとして話題に。テレビやメディ -
「飲み水が足りないと連絡が…」ミャンマー大地震 日本人医師が明かす“炎天下”被災地の惨状
2025/04/11 06:00200年ぶりともいわれた巨大地震は、ミャンマーに甚大な被害をもたらした。建物の耐震性も高く、震災に慣れている日本は大丈夫、とは安心できない、ある共通点があった。ミャンマー中部で3月28日に発生したマグニチュード7.7の巨大地震。その被害は、日を追うごとに深刻さを増している。ミャンマー軍事政権の発表によると、死者は4月4日時点で3千145人、負傷者は4千589人、221人が行方不明になっている。一部 -
南海トラフ巨大地震 専門家が「発生時期」を予測!最新の被害想定としておくべき備えとは?
2025/04/10 06:00「3月31日、政府の作業部会が13年ぶりに南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を公表しました。最悪のケースでは、死者数29万8千人、避難民者数は1千230万人、経済被害は国家予算の約2倍にあたる292兆円にのぼるという深刻な内容でした」(全国紙記者)南海トラフ巨大地震とは、静岡県の駿河湾から九州の日向灘沖にかけてのプレートの境界を震源域とする東海地震、東南海地震、南海地震が連動して発生する未曽有の大 -
見かけなくなった「マンガン電池」実は絶滅の危機に…その理由とは〈専門家が解説〉
2025/04/07 16:00ある世代から上の人たちにとって、乾電池として見慣れていた「赤」と「黒」のマンガン電池。そんなマンガン電池が、実は国内で姿を消しつつあるという。「2008年からマンガン電池の国内生産は終了しており、現在、購入できるマンガン電池はすべて輸入品です」こう語るのは、一般社団法人電池工業会の担当者だ。「1885年に日本で初めて発明されたマンガン電池は、“休み休み使うと電圧が回復する”という特徴があり、リモコ -
富士山は「噴火スタンバイ状態」備えておきたい防災用品は?
2025/04/07 11:00《降灰30cmで木造家屋が倒壊。3cm未満でも鉄道・飛行機が運航停止》3月21日、内閣府は富士山の大規模噴火で首都圏に火山灰が降った際の影響と対策について報告書を公表。降灰量に応じて地域の危険度を4段階に分け、住民行動の基本指針を示している。「富士山は、もはや噴火スタンバイ状態です」と語るのは、地球科学者で京都大学名誉教授の鎌田浩毅先生。今回の報告書では、火山灰が2週間以上も降り続け、江戸の町に5 -
多発する大規模山火事 発生リスクを高めている2つの要因
2025/04/07 11:00「3月23日に愛媛県今治市で山火事が発生、27日時点でも延焼が続いています。同時期に起きた岡山県岡山市の山火事は、県内では過去最大規模の被害に。また、2月に発生した岩手県大船渡市の山火事では市の面積の9%が焼失し、200棟以上の住居が被害に遭いました。隣国・韓国でも3月26日に山火事が発生し“史上最悪”の災害規模となっています」(全国紙記者)大規模な山林火災がなぜ相次いでいるのか。森林火災のメカニ -
「かつて暮らした場所が今は原生林のように…」浪江町・津島地区の83歳主婦が被災地を撮り続ける理由
2025/03/12 11:00「つい先週の日曜日、2月16日にも、浪江町・津島の元の自宅を夫婦で訪ねてきました。これまでも荒れ果てたふるさとの様子を写真に撮ってきましたが、わが家の田んぼが、まるで原生林のようになりつつある光景を目の当たりにし、原発事故前の光景とのあまりのギャップに愕然としたんです。カメラを手にしたまま、しばらくその場に立ちすくんでしまいました……」そう語るのは、福島県安達郡大玉村在住の主婦カメラマンの馬場靖子 -
防護服を着て被災地の写真を撮り続ける83歳主婦「復興の掛け声から取り残された人がいる現実伝えたい」
2025/03/12 11:00【前編】「かつて暮らした場所が今は原生林のように…」浪江町・津島地区の83歳主婦が被災地を撮り続ける理由から続く「自宅へ戻りたいときは、前もって一時立入り受付コールセンターに連絡して、訪問場所、目的、人数、車種などを申請します。許可が下りると、スクリーニング場で防護服や線量計、トランシーバーなどを支給され、目的地に向かいます。そして自宅でパソコンやアルバムなど必要なものを探したりして、午後3時半ま -
《阪神淡路大震災から30年》被災当日に誕生“震災ベイビー”が背負う重荷と使命
2025/01/17 11:00「震災の日に生まれた自分の誕生日は、多くの人が亡くなった悲しい日だと最初は思っていました。でも、今は周りの人への感謝を知る貴重な日。僕にしかできないことがあると思っています」そう語るのは、1995年1月17日の阪神・淡路大震災の当日、神戸市兵庫区で生まれた中村翼さん(29)。中村さんの母は、あの日、自宅で激震に襲われた。父親がとっさにおなかにいる中村さんを守った。凍える寒さのなか、身を寄せた小学校 -
名門旅館・加賀屋専属「レプラカン歌劇団」被災地で慰問、東京でショー…「また能登で公演する日のため」奮闘の日々
2025/01/12 11:00【前編】「お正月口上の練習中に」名門旅館「加賀屋」の女性4人が振り返る“能登半島地震の衝撃”より続く能登半島地震から1年、日本一との評判も高かった七尾市和倉温泉の「加賀屋」も被害を受け、現在は休業を余儀なくされている。今回取材したのは、加賀屋に縁のあった4人の女性たち。専属レビューパフォーマー・夏輝レオンさんとゆふきれいさん、勤続42年の営業部長・森浩子さん、震災後に入社した新人社員・小坂雪乃さん