「洗濯は、単に衣服の汚れを落とすだけのものではありません。私たちの体から出た“厄”を洗い落とすという意味もあるのです」
こう話すのは、『邪気を落として幸運になるランドリー風水』(青春出版社)の著者であり、開運アドバイザーの北野貴子さん。風水の基本的な考え方は、「人間の衣食住すべてが、太陽、大地、風、水などの自然(環境)から影響を受けている」というもの。
「風水は開運環境学とも呼ばれています。その見方からすると、洗濯は、厄を洗い流してくれる“水”、気の通りをよくしてくれる“風”、そして“太陽の光”のパワーを取り込める、非常に効率のよい開運法なのです」(北野さん・以下同)
神社やパワースポット巡りをする人は多いが、それだけが開運法ではない。ふだん何げなくやっている家事だって、幸運を引き寄せるコツがあるのだ。
「掃除や料理が苦手という人でも、洗濯機は回しますよね。毎日のお洗濯に、ほんの少し風水の考え方を取り入れるだけで、自宅が“パワースポット”になりますよ」
さっそく北野さんに運気を上げるポイントを聞いた。
「そもそも台所やバスルームなどの水まわりは、金運、健康運、愛情運に関係し、風水では特に重視されています。洗濯機まわりも同様です。改めて見直してみましょう」
■洗濯機は定期的に掃除を
洗濯槽や排水パイプ、排水口は、気づかないうちに汚れがたまりやすい。
「ぬめりやカビは悪い“気”を生む原因。定期的に掃除をしましょう。せっかく洗濯しても、洗濯機そのものが不潔では、厄落としになりません」
また洗濯機のフタを閉めたままだと、これもカビの原因になるだけでなく、邪気を閉じ込めていることに。
「洗濯槽が空でも、フタは常に開けたままにして“気の巡り”をよくしてください」
■開運カラーの小物を置く
「特にラベンダー、つまり紫色は、風水ではもっとも高貴な色。空間を浄化するパワーがあるといわれています。たとえばバスケットやカーテンなど、洗濯機まわりの小物をラベンダー色にしてみましょう。ラベンダーの香りの柔軟剤もいいですね」
洗濯機まわりの開運で運気を上げよう!