企業のコストカットのコンサルタント・坂口孝則さんが、そのコスト削減術を家庭に応用させた著書『レシートを捨てるバカ、ポイントを貯めるアホ』(朝日新書)が話題になっている。
「企業も家庭もやみくもに節約を唱えても成功しません。成功させるにはきちんとした手順があるんです」という坂口さんに、家計のコストカットのために考えるべき“20の無駄”を指摘してもらった。
【1】プリンターは基本的にカラーでは使わない
【2】冷蔵庫の常備品を見直す
【3】医療保険はやめる
【4】お中元・お歳暮を見直す
【5】年賀状は出す量を半分にすると決める
【6】スーパーは週2回以下と決める
【7】外食は月1回と決める
【8】封書はやめはがきにする
【9】携帯電話のオプションサービスをこまめに見直し、できれば解約する
【10】視聴していない衛星放送などの契約を見直す
【11】家のアンペア数を見直す
【12】格安スマホへの変更を考えてみる
【13】近所の駐車場をチェックし、契約中のところと比較する
【14】自家用車を売却し、レンタカーを活用する
【15】固定電話は深夜に利用する
【16】2年に1度、携帯電話会社を替える
【17】’01年以前の冷蔵庫は買い換える
【18】’07年以前の掃除機は買い換える
【19】ガス給湯器を付け替える
【20】一家の携帯電話使用明細をもとに、各社に最適プランを提案してもらう
会社では支出の責任が明確だ。しかし家庭では、自分の支出にはつい甘くなる。夫婦でお互いの無駄遣いをチェックすることから始めたい。