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「痩せると評判のエクササイズをしたり、流行のスーパーフードを食べても思うように体重が減らないのは、無意識に続けている“太りグセ”が原因かもしれません」

 

そう話すのは、ダイエットアドバイザーの本島彩帆里さん。昨年、インスタグラムで美容情報の発信を始めたばかりだが、1年余りで20万人以上のフォロワーを獲得。初の著書『あなたらしくヤセる 太るクセをやめてみた』(主婦の友インフォス)を出版し、今、注目を浴びている。

 

現在は体重46キロでスタイルも抜群の本島さんだが、高校時代はぽっちゃり体形で、ついたあだ名は「白ブタ」。何度もダイエットに挑戦するも失敗し、産後は66キロまで激太りしてしまったという。そこで、食べ方から日々の行動、考え方まで徹底して、“太る原因”となるクセを洗い出し、改善。その結果、ダイエット開始からわずか1年3カ月で20キロ減を実現した!

 

そんな本島さんに多くの人が陥りがちな10の「太りグセ」を聞いた。

 

■色が白っぽいものをよく食べる

 

「白砂糖、白米、小麦、乳製品、バターやマーガリンなどの油脂、マヨネーズといった白っぽい食べ物の多くは、糖質やカロリーが高く太りやすいんです」

 

■カレーやシチュー、汁麺など液状のものを週3日以上食べる

 

週に1度は、カレーやシチューが食卓に登場するという家庭は多いだろう。しかし、こうした液体状の食べ物は塩分量が多くカロリーが高い。

 

■加工食品、加工肉、インスタント食品を週4日以上食べる

 

「市販のお総菜やソーセージなどの加工肉、インスタント食品には、食品添加物が含まれていることがほとんど。人工的に作られた添加物が体内に入ると、まず体はこれらを解毒・排出することに力を使います。すると、カロリー燃焼まで代謝の力が回らなくなり、その結果、痩せにくくなってしまいます」

 

■商品の原材料表示を見ないで食品を買う

 

「原材料表示には、使用した原材料が重量順に並んでいます。たとえば、カカオが健康にいいからとブラックチョコレートを選んでも、原材料表示の最初は『砂糖』で、肝心の『カカオマス』は4番目ということも」

 

■カロリー表示を意識して食事をしている

 

「カロリーの数字ばかり気にしていると、栄養バランスが崩れ、代謝の悪い、痩せにくい体になってしまうことがあります」

 

■間食したら、その分おかずを減らしている

 

「間食でケーキを食べたら、夕飯のおかずを減らして調整すればセーフ、と思っていませんか?しかし肝心の食事で体に必要な栄養素が取れないと、体が『おなかがすいた』とシグナルを送り、脳はさらに食べ物を求めます」

 

■ゼロカロリーの飲み物やお菓子をよく食べる

 

カロリーや栄養素はほとんどないのに甘い、ゼロカロリー食品。じつは、人工甘味料に体が反応して、かえって足りないカロリーや栄養を求めてしまうという。

 

■基礎代謝を上げるには、筋トレが欠かせないと思う

 

「筋肉を増やすと基礎代謝が上がるといわれています。ですが、基礎代謝で消費されるエネルギーのうち、筋肉ではたったの18%、全体の5分の1以下なんです。4割以上を占めるのが内臓で、もっとも多いのが肝臓の27%。つまり筋肉よりも、内臓の代謝を高めるほうが効率的です」

 

■片付けが苦手で、部屋が散らかっている

 

「部屋が散らかっているのは、片付けを後回しにしているから。『明日やればいいか』という考えは、すべての行動に影響します。片付けられない人は、『ダイエットも明日から……』と、言い訳をするクセがつきやすくなります」

 

■ダイエットは「頑張る」ものだと思っている

 

「ダイエットでは“頑張ること”自体が落とし穴。完璧にやろうと頑張りすぎると、続けられなくなるからです。今日は無理と思った日は、休んでもかまいません。3~5割くらいの力で、“長く続ける”ことが成功のコツです」

 

“太りグセ”を1つずつなくして、冬太りを“冬痩せ”に変えよう!

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