自分の写真を自分で撮ること=「自撮り」。「そんなの、若いコのやることでしょ?」と人ごとのあなた、ちょっと待った!いま、大人限定のSNSが続々アップ中。「50代以上」など、最低年齢が設定されたサイトで自撮りをアップして、楽しむオトナも急増しているのだ。
そうはいっても、若くもない自分の顔。「シワやたるみのドアップなんて……」という人も多い。そんなミドルエージ以降のための自撮りテクニックを、自撮りテク満載のブログが人気のモデル・平塚千瑛(ちあき)さんに教えてもらった。
【1】直前目つぶりでパッチリ黒目!
撮る前にまぶたを閉じて10秒待ち、ゆっくりと目を開けた瞬間に撮影すると、瞳孔が開き、パッチリ黒目の写真が撮れる。
【2】自然光撮影で若々しく!
蛍光灯のような明るすぎる光は顔に凹凸がなくなり、暗いところでは老けて見える。自然光が最高のライティング。
【3】白ハンカチでレフ板効果!
白いもので顔に光を反射させれば、顔色は明るく、表情もハッキリ写る。テーブルや膝の上に白いハンカチを置くだけで、レフ板効果が得られる。
【4】前かがみ撮りでサラバ二重アゴ!
二重アゴが気になる人は、上半身を少し前に傾け、アゴをやや上げた状態で撮影すると、アゴのたるみが消えてシャープな印象に。
【5】重力を味方にほうれい線消去!
特にシワが気になる人は、ベッドやソファにあおむけになり、腕を伸ばして上から撮影を。ほうれい線やら頬のたるみやらが、どこかにサヨナラ。
【6】斜めアングルで目力アップ!
かわいらしさを演出する上目遣い。アゴを引いてしまうと不自然で怖い顔になりがち。スマホをおでこの斜め上あたりに掲げて撮れば、ナチュラルな表情に。
【7】小首かしげでナチュラル感アップ!
首を少し旋回するイメージで少しだけかしげると、表情も自然とゆるみ、リラックスした雰囲気を演出できる。真横に首を倒すとブリッコになるので注意。
【8】半顔写真でインパクトアップ!
自分の顔の好きな側だけフレームに収めたり、目やおでこなど好きなパーツに寄って撮ったりすると、ちょっとアートで面白い写真が撮れる……かも。
【9】視線外しで美人風写真
視線を左右どちらかに外し、その反対側から撮影すると、誰かが自然な瞬間を撮ってくれたかのような写真になる。
【10】薄色Vネックで小顔効果!
襟の形がフェースラインを、服の色が顔色を決める。黒い服はシャープだけど顔色が暗くなり、白だと肌色がくすむ。中間色のVネックがもっとも“老け”をごまかせるトップス。
千瑛流テクニックで、自分が気に入る自撮りをキメて!