100周年に向けて盛り上がる宝塚で今、『オーシャンズ11』(東京宝塚劇場にて5月5日まで)が熱い! ‘11年に同名映画を宝塚が世界で初めてミュージカル化して話題を呼び、早くも再演だ。

 

今回は花組のトップ・蘭寿とむがダニー・オーシャンを、専科の北翔海莉がラスティーを演じ、その男前ぶりに胸キュン女性が続出。脚本・演出を担当した小池修一郎氏に話を聞いた。

 

「癖のある愛すべき泥棒たち11人、それぞれのカッコよさ、キャラクターを色濃く出したストーリー展開が見どころです。蘭寿は成熟した大人の魅力と包容力を持ち、役柄同様、後輩の面倒見がよく、その関係性が舞台に生かされました」

 

小池氏によると、宝塚ファンが旅行に出るゴールデンウイークが観劇の狙い目だという。

 

「挫折を味わった経験のある男たちを、宝塚で同じように頑張っている役者が演じ、リアル感が出ました。若者からキャリアを積んだ大人もいる宝塚の層の厚さ、組織力の結果でしょうか。劇団ではないですが、同じ要素を持つのはジャニーズさんくらいじゃないかな」(小池氏)

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