片づけは最初から完璧にやろうと思うと挫折しがち。「平日の気がついた時に1日3分だけ、しかも風水で運気もアップ!」それが“風水ゆる片づけ”だ。脳科学や心理学、風水や奇門遁甲を統合した独自の理論体系を駆使し、さまざまな分野の人たちにアドバイスを行なっている『幸せが舞い込む「ゆる片付け」の本』の著者、松永修岳先生に簡単なゆる片づけを教わった。その子ども部屋編だ。
「今は昔とちがい小さな子どものころから勉強部屋として個室が与えられる時代です。しかし、片づけ方を間違えては子どもたちも成長しません。子どもの頭をよくするのもやはり“ゆる片づけ”です。整理整頓はしても、やりすぎないこと。やりすぎは逆に脳の活性化を妨げることにもなるのです」と松永先生。
子ども部屋の壁が殺風景すぎるのはバツ。白くて殺風景だと子どもの体温が下がり、キレやすくなるというデータがあるそう。壁には落書きなどがあったほうがよい、と松永先生。願望や目標を書いた紙を貼るのが脳にもよいとか。
脳に刺激を与えるにはきれいに片づけすぎないこと。おもちゃやゲームが散らかるとつい片付けたくなるが、片づけすぎはダメ。子供の脳を刺激するのはいろいろな遊び。気がついたときに遊べるよう、ゆる〜く片づけておくこと。それが子どもの脳を成長させるという。
小さな子どもには、枕の近くに大好きなぬいぐるみなどを置いてやる。よい気の作用で心が安定し、良い夢を見ることができるそうだ。またぬくもりを感じることができるので、一人寝に抵抗がなくなるなど、精神の成長にも効果的だ。