「真央ちゃんの大ファンなんです。このお守りのことはネットで知りました。毎月一日のみの限定販売ということで、今日は母と一緒に2体買いに来ました。私も真央ちゃんのように逆境に打ち勝つ“運気”をもらいたいですね(笑)」(群馬県から車で3時間もかけて来たという28歳の独身女性)
ここは縁結びの神様として全国的に有名な、埼玉県秩父市にある三峯(みつみね)神社。昨年来、毎月1回、必ず大行列ができるという現象が続いている。その理由は、数量限定で月初めの1日だけ特別頒布(はんぷ)される「白い“氣”守」(1体2千円)。このお守りを入手するために、全国から大勢の人たちが、その日に同神社にやって来るのだ。
「白い“氣”守」は、金襴(きんらん)織りで縫製された白い生地のお守り袋に金色の糸で“氣”の一文字を刺しゅう。袋の中(内苻)には、神社内のご神木の一部を入れ、特別なお守りとして、桐箱に入れて頒布している。
「白い“氣”守」は、昨年の7月1日から始まった。当初は、1人5体まで頒布していたが、昨年10月に大きな異変が……。真央ちゃんの姉・浅田舞さんがテレビの番組で同神社を訪問。この特別な白いお守りを「妹の分も」と2体入手。番組がオンエアされた翌月の10月1日に、予想をはるかに超える人たちが、お守りを求めにやって来た。
「約1千500体用意していましたが、途中で足りなくなり、多くの方々にご迷惑をおかけしました。それで翌月以降は、お1人1体のみで頒布することにしました」(三峯神社の権禰宜・山中俊宣さん・35)
真央ちゃんも持っている(カバンに付けているという噂も!)お守りという情報がネットを通じて広く知れ渡り、以来、毎月一日は早朝から長蛇の列。昨年12月1日には、全国から約4千人も来たというからすごい。
4月1日、茨城県から朝5時に彼氏と一緒にやって来た渡辺知子さん(27)は、こう話す。
「三峯神社は縁結びの神様としてとても有名なので、ご縁を取り持つ“運気”をいただきに来ました。ソチ五輪、世界選手権の真央ちゃんから私は元気をもらいました。真央ちゃんが持っているなら、ぜひあやかりたいですね(笑)」
次回の特別頒布は5月1日。も~う待ちきれない!