プロジェクションマッピングならぬ、映像をお尻に投影した「ケツジェクションマッピング」が、サイトアクセス数20万を誇り、ネット上で大きな話題を呼んでいる。生みの親であるARuFaさんの素顔に迫った。
「もともと、自分が興味をもったことを試す実験的なことが好きで、それをブログで公開する活動も8年間続けていまして。今回の作品を作ったのは、知り合いから映像作家さんを紹介してもらったのがきっかけです」
所属するバーグハンバーグバーグのサイト「オモコロ」内では、斬新な企画を展開し、若者を中心に人気を集める。
「素人・玄人関係なく、やりたいことに挑戦できるネットの世界が大好きなんです。なにより、反響もひと目でわかりますし。僕が続けられるのも読者からのコメントが大きな励ましになっているからなので、今回も反響が大きくてうれしかったです。社外で動画を見てくれた人とも出会いますが、名刺を渡す前に自分の尻を見られてるかと思うと、複雑な心境になります。地獄のようです」
破天荒な企画ゆえに「プロジェクションマッピング』業界も沸いたとのことですが。
「プロの方たちの業界からも反響があったことに感激しました。ふざけた企画だけど、実はすごくこだわって作ったので、製作期間も約半年かかっています。あと、撮影は想像以上に過酷でした。全裸の状態で中腰の体勢のまま撮影したり、数ミリ単位で角度を調節したり……試行錯誤をして、多くの方の力を僕の尻に結集させて作り上げました。
今後の展開に期待が高まりますが、次なる夢とは。
「ケツのアカデミー賞が欲しいです」