話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、初夏に見ごろを迎える「花菖蒲」対決だ!
まずは東京都葛飾区にある「水元公園」へ。ここは都内で唯一、水郷の景観を持つ公園。行ってみた感想はとにかく広い!なので迷わぬよう、地図で花菖蒲園の場所を確認してから向かった。ちなみに葛飾区の花が花菖蒲なんだそう。
水辺の景観をながめながら歩いていると、釣り糸をたらしている人たちがちらほら。のんびりした空気が漂う。公園のあちこちで見られるアジサイはまだ開花前。これが満開のころは圧巻の景色になるだろうと思ったころに花菖蒲園とおぼしき場所に到着。
見ごろは6月上旬なので取材時は一部の花菖蒲がちらほら咲いている程度。約100品種、1万4,000株もあるそうなので少し待てばすばらしい景色になるに違いない!近くには睡蓮の池もあり、その様子をスケッチしている人も。6月1日からは水元公園と堀切菖蒲園の2つの公園で「葛飾菖蒲まつり」が始まり、土・日曜には、歌謡ショー、フラダンス、和太鼓などのイベントが行われ、随分とにぎわうそうだ。
つぎは東京都江東区にある「清澄庭園」へ。こちらも350株の花菖蒲が6月になると見ごろを迎え、「花菖蒲と遊ぶ」というイベントが開催される。イベント内容は植物研究家による花菖蒲特別ガイドや写真パネルの展示になるそう。めた坊、恥ずかしながらこちらの庭園を知らず、今回初めて行ったのだけど、趣きのある静かで美しい庭園。そして都心にも近いからか、外国人観光客がとても多かった印象だ。
こちらの花菖蒲も見ごろは少し先だったけど、こぢんまりとした花菖蒲田の近くには休憩所スペースもあって、ここで森林浴をしたら癒されそう。遠くにはスカイツリーが見え、絵になる景色がたくさんあった。園内にあるトイレは壁の板目が特徴で、とってもきれいで思わず感動だ!
【めた坊ジャッジ】どちらも見ごろを前にしていたので、最盛期を見ていない……。ということで今回は引き分けだ!