「風水でバッグは、運を集める場所で、“動”の気を持っています。日常持ち、仕事用、買い物用とTPOや季節でバッグを使い分けることで、運気を動かすことができます。すると、人間関係、仕事やご縁、そして金運も引き寄せることができるのです」
そう話すのは、風水の第一人者で、韓国・李王朝の王族の流れをくむ李家幽竹さん。風水は、衣食住すべての行動と環境で人間の運が変わってくると考える。当然、どんなバッグを持つかで運も変化するという。李家さんがすすめるお金が貯まるバッグの条件は次のとおり。
【1】軽量レザー
【2】山形のデザイン
【3】お金を貯めるならアイボリー
季節や用途によってかばんを使い分けるのが理想だが、何個も買えないという人もいるだろう。
「2~3WAYバッグなら、1つでショルダーやトート、リュックへと形を変化させられます。また、リバーシブルになっていて、色を変えることができるものも。バッグにつけるスカーフやチャームを定期的に替えていくことでも、運気を動かすことができます」
チャームやスカーフには“ラッキーモチーフ”を選ぼう。
「風水で、リスは金運を上昇させ、心を豊かにする力があります。クマも貯蓄に強いパワーがあります。また、りんご、カメリア(椿)は、悪い気を浄化してくれます」
バッグの中身も大切だ。
「運気を上げるために必要なのは『鏡』と『香り』だけです。鏡にはよい気を集めて悪い運やトラブルから身を守る力がありますが、特に八角形のものは効果を倍増させます。香りは人間関係についての運を高めるので、小さな香水の瓶などをバッグに入れておきましょう」
だが、入れすぎると逆効果。
「よく『用心のため』と傘やタオル、ウエットティッシュも入れている人がいますが、本当に必要なものだけ入れましょう。バッグが重くなり、運気を停滞させます」
お金を入れるお財布には特にこだわりたい。
「メインに持つお財布は、風水的には長財布がおすすめです。ミニバッグやポシェットなどを使う人は、小さな財布も必要になるかと思いますが、その際は、長財布と小さな財布でデザインや色を統一してください。財布の色や形を同じにすると、大小の財布でお金を移動させても、お金は移動したことに気づかず、財布にいついてくれます」
逆に気をつけたい「貧乏バッグ」の特徴は次のとおり。
【1】何年間も同じバッグを使っている
【2】余計なものまで入れていて、重たい
【3】バッグの中がごちゃごちゃ
【4】汚れている
【5】買ったバッグを使ってない
【6】バッグを家の床に置いている
「バッグを床にじかに置いたり、重ねて置いたりするのは、運気が低下するので絶対にNG。帰宅したら中身を出して空にして、定位置に立てて収納して休ませます。普段使いのものはフックに掛けましょう。外出すると汚れた気を吸収します。よどんだ気でもバッグは重くなるので、帰ったら一度拭いてください」
新しく買った場合は、すぐに使い始めよう。
「購入する季節はいつでもいいですが、“動”の気を持つので、置いておくのはよくない。楽しいランチ会などハッピーで素敵な外出がある日に使い始めると、バッグに楽しい気が入りますから、そういう予定が1週間以内にあるときに購入するのがおすすめです。また使う前に、防水、汚れ防止スプレーなどを使うと、悪い気が入ってくるのを防げますよ」