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日に日に気温が高くなり、令和初の夏を迎えようとしている日本。うだるような暑い日々が待ち構えているが、同時にキャンプや夏フェスといったアウトドアシーズンの到来に心躍らせている人も多いだろう。日常生活から離れた開放的な空間で、運動やバーベキューを楽しめるのはやはり夏の特権だ。

 

しかし、なにもかも解放していいというわけではない。騒音やごみの不法投棄など、アウトドアシーズンには様々な問題が毎年のように噴出している。なかでも大きな問題となっているのが、たばこの煙だ。紙巻たばこは吸わない人にもニオイなどの悪影響を与え、社会問題化。こうした問題は“けむハラ”と呼ばれ、“空気”にまつわる深刻なトラブルを巻き起こしている。

 

昨年7月に改正された健康増進法によって、20年4月から室内での喫煙に関しては規制が強化されている。しかし、キャンプ地など屋外に関しては「喫煙を行う場合は周囲の状況に配慮」という表現に留められている。にもかかわらず、東京都在住の兼業主婦・広川さんは一触即発の危機に遭ったという。

 

「去年の夏に仲のいい友人夫婦と多摩のほうまでキャンプ場に行きました。最初はみんなでバーベキューや川遊びを楽しんでいました。遊びもひと段落したときに、主人が紙巻たばこを吸いはじめたんです。すると、近くでバーベキューをしていた家族連れの旦那さんが『せっかくキレイな空気を楽しみにきたのに、煙がこっちにまで来てクサい!』とかなりの剣幕で言いにきて。それを聞いた主人も『吸っちゃいけないって書いてないだろ!』と反論して、あわやケンカ寸前に。そのあとは友人夫婦とともに、気まずい時間を過ごしました……」

 

そんななか、加熱式たばこが注目を集めている。加熱式たばこは、燃やさず加熱することで煙ではなく蒸気が排出される。そのため、消し忘れによる火事やニオイ問題も軽減できるとして利用者が増えているのだ。さらに、最近では「Nо!けむハラ」と呼ばれる活動も徐々に広がりを見せはじめている。「Nо!けむハラ」とは喫煙者の煙によるハラスメントに対してはっきりと意思表示をすること。こうした動きも、同時に煙の出ない加熱式たばこへの理解を深めるきっかけとなっているようだ。前出の広川さんもこう語る。

 

「自宅のなかでも紙巻たばこを吸う主人にうんざりしていましたが、何回言っても禁煙するつもりがないみたいで。泣き寝入りするのも違うなと思っていろいろ調べていたときに、加熱式たばこのことを知って主人に教えてみたんです。主人も最初はいぶかしがっていましたが、『最近は法律上OKだからどこでも吸っていいとはならないよ。喫煙者へのマナーはどんどん厳しくなっているのをわかって』と説明したところ、意外とハマったみたいで。今ではすっかりお気に入りのようです。ニオイもほとんど気にならないので、今年の夏は気兼ねなくキャンプに行くことができそうです」

 

喫煙者にとって、加熱式たばこが令和時代の新しいマナーとなる日は近いかもしれない――。

 

「No!けむハラ」の活動はこちらでチェック!
https://www.nokemuhara.jp/

 

提供:フィリップ モリス ジャパン

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