元号が令和に改まった5月、各地でたくさんの“令和ベビー”が産声を上げた。芸能界では、上地雄輔の第2子が5月1日に誕生。海外では5月6日にイギリスのヘンリー王子とメーガン妃に第1子が誕生した。
そこで本誌は、令和元年に出産予定の女性30人(平均年齢32.5歳)に緊急アンケートを実施。子育て計画を聞いた。
■仕事は?
している:25人
専業主婦:5人
■今後は?(仕事をしている25人に対して)
復職:22人
退職:2人
転職:1人
専業主婦は少数派だが、「本当は退職したいが家計が厳しい」(37・会社員)という声も。
■子どもにやらせたい習い事は?(複数回答可)
英語:7人
ピアノ(音楽含む):6人
水泳:4人
そろばん:3人
プログラミング:2人
英語に次いで多かったのが、ピアノ。「自分もやっていたから」(29・会社員)という理由が多かった。「プログラミング」という時代を反映した習い事も。「将来、会社とか起こしてくれそうだから」(30・専業主婦)
■子どもにはどんな仕事についてほしい?
本人が望む仕事:25人
その他:5人(YouTuber以外、英語を使う仕事、科学者、公務員、看護師など手に職のある仕事)
多くの人が「本人の望む仕事」と答えたが、「できれば安定しているもの」や「社会の役に立つもの」「ブラック企業でなければ」などの条件をつける人も。
そんな彼女たちに、有名人で「理想の母親」を聞くと、もっとも多く挙がったのが、4人の子どもを育てる辻希美と、2人を育てる木下優樹菜の名前だった。両方の名前を挙げたママはその理由を次のように回答。
「子どもを複数育てながら、社会とのつながりを保っているところ。私も2人以上子どもを育てながら、働き続けるのが理想」(31・食品製造業)
両者とも、SNSで子育ての情報を発信しているのが共通点だ。
子どもにさせたい習い事も、時代を反映している。トップは、やはり「英語」。0歳から始めたいという意見も多かった。
「自分が今まさに仕事で英語に苦しんでいるので、少しでも早くやらせてあげたい」(29・会社員)
今回のアンケートにも協力してくれた、産後ケアの専門家で港助産院の城野育さんはこう語る。
「出産はゴールではなく、始まりです。社会全体で“令和ママ”たちを支えられるような法制度や仕組みが必要だと思います」