ダイニングテーブルで調理ができる「卓上電気鍋」ポットデュオ フェット RPD-3(recolte) 画像を見る

12月のボーナス時期といえど、消費増税後で財布のひもは固くなる一方。今年は大物家電ではなく、“低価格なのに機能はお値段以上”のプチプラ家電が狙い目だ!

 

「今、家電業界では“パーソナル家電”がトレンド。おひとりさまや少人数向けの家電、また今年の夏ブームになったハンディ扇風機に代表される、個人向けの小型家電のラインナップが充実しています」

 

そう話すのは、家電コーディネーターの戸井田園子さん。ひと昔前まで、家電の新製品発表で注目されていたのは、冷蔵庫や洗濯機などファミリー向けの大型の製品。ところが近年、シニア夫婦の2人暮らしやシングル世帯の増加により、小型だが高機能な家電製品の需要が高まっているという。

 

「目の肥えたシニア世代や金銭面に余裕のある30〜40代のシングルを意識しているため、高価格な製品が多いのですが、手ごろな価格で人気の機能を搭載した製品も登場しています。まずはこうしたプチプラ家電から生活に取り入れ、そのメリットを実感してみてはいかがでしょうか」

 

今回、戸井田さんに1万円以下のお値打ちなパーソナル家電をセレクトしてもらった(商品の価格はすべて税込み。オープン価格の商品は、12月5日時点でのAmazonでの販売価格です〈編集部調べ〉)。

 

■ハンガーにかけたままシワを伸ばせる「衣類スチーマー CRI-RX2」(日立・7,357円)

 

クリーニングに出すほど高価な服ではないから、できれば自宅でケアしたい。そんな思いに応えるのが、アイロン機能つき衣類スチーマーだ。

 

「立ち上がりが30秒と短く、朝の忙しい時間にぴったり。スーツやワンピースなどのおしゃれ着についたシワをスチームでサッと伸ばしてすぐ着られます。脱臭効果もあるので焼き肉やタバコ臭対策にも。プレスもできる2ウェイで、便利です」(戸井田さん・以下同)

 

■ダイニングテーブルで調理できる卓上電気鍋「ポットデュオ フェット RPD-3」(recolte・8,800円)

 

ダイニングテーブルで座ったまま「煮る・焼く・蒸す・揚げる・炊く」ができる1台5役の電気鍋は、家族での共同調理に活躍。

 

「キッチンで食材を切ったら、調理は夫や子どもたちとダイニングテーブルで。これなら手伝ってもらいやすいうえ、家族でおしゃべりしながら時間を過ごすこともできます。デザインがオシャレで場所も取らないので、テーブルに置いたままでも雑然と見えないのがうれしいですね」

 

■ムラなく加熱できる「コンベクションオーブン FVC-D15B-S」(アイリスオーヤマ・8,778円)

 

オーブントースターは上下から加熱するだけだが、コンベクションオーブンは熱風が庫内を循環してムラなく加熱するので、オーブン料理の仕上がりがグレードアップ。

 

「コロッケや天ぷらなどのお総菜の温めもバッチリ。レンジだと油っぽくなりがちですが、これならカリッと揚げたてのように温まります。油を使わないノンフライ調理ができるので、健康を気にする人にもおすすめ」

 

■ふとんの間に差し込むだけの「ふとん乾燥機 HFK-VL2」(日立・6,773円)

 

掛けふとんと敷きふとんの間に差し込むだけで、いつも手軽にふとん乾燥ができるのが魅力

 

「汗をかく夏はダニや湿気対策に、冬は就寝前に暖める目的でも使えます。ふとんに入った瞬間にひやっとするストレスがなく、快適さは段違い。睡眠の質は健康とも直結します。これ1台で、清潔なふとんで快眠できると考えれば大変お得」

 

なお、本製品は在庫品限りなので、気になる方は早めにお店へ。

 

「小型でも油を使わないヘルシー調理やオーブン料理ができるコンベクションオーブンは、大型のオーブンレンジに代わる選択肢。子どもが独立した夫婦2人世帯なら、小型電子レンジとコンベクションオーブンの2台に買い替えという選択肢もアリ」

 

食卓で調理できる小型のキッチン家電も流行中だ。

 

「共働き家庭が増え、団塊世代の男性がリタイアを迎える中で、家族で家事をシェアする働きが進んでいます。食卓を囲み、家族全員で調理しながら食べられる卓上電気鍋は、そんな流れの中トレンドになった製品の1つ。食べ盛りの子どもがいる家庭でなければ、小型の電気鍋だけでも夕飯の調理を済ませられるでしょう」

 

この冬、プチプラ家電で日常生活をグレードアップしよう。

 

「女性自身」2019年12月24日号 掲載

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