シャオシャオとレイレイ(撮影:らびちゃん) 画像を見る

双子の赤ちゃんパンダ、シャオシャオとレイレイのフィーバーに沸く東京・上野。おかちまちパンダ広場でゴールデンウィークに催された「パンダ自身カフェ」も大変な盛況だった。

 

5月1日には、安住紳一郎アナと上野動物園園長・福田豊氏によるトークショーが開催。業界屈指のパンダファンとして知られる安住アナの熱すぎる思いや、園長の温かい人柄が垣間見えたひとときを誌上公開! トークショーでは、まず最初に、“シャオレイ”の性格についてファンから質問があった。

 

「まだはっきりと性格まではわかりませんが、今はシャオシャオが活発でレイレイが落ち着いている感じに見えます」(園長)

 

さらに別のファンから「シャオシャオの背中のラインがなぜ緑色なのか」という質問が。

 

「赤は血液に間違えてしまうし、黒だと見分けがつかない……と検討していた飼育係が手にしたマーカーが緑だったそうです。竹と見間違えてしまうという意見もありましたが、もう悩んでも仕方ないかなと」

 

園長が答えるとすかさず安住が「緑のアニマルマーカーは、ケンシントンという会社のものですよね?」と聞き、「メーカーまではちょっと……」と園長がたじたじになってしまう場面も。安住アナの情報量はすさまじかった。

 

続いて、シャオレイが独り立ちする時期について聞かれるとーー。

 

「ジャイアントパンダの独り立ちは1歳半から2歳半の間くらいになりますのでまだ先のことかと思いますが。シャオシャオとレイレイに『いつにする?』と聞いてみないとわからないですね(笑)」

 

園長のユーモアあふれる回答の後、安住が鋭い質問を投げかけた。

 

「園長、シャンシャン姉さんが発情期を迎えた、という噂がありますが」(安住)
「個体によっては4歳半くらいで発情するようですが、残念ながらシャンシャンはまだのようです」(園長)
「そうでしたか。園長とは初対面でしたが、これを機に仲よくしていただきたいな、と。これが本当のパンダ行政ってことで(笑)」(安住)

 

終始和やかな雰囲気のなか、パンダ談議に花が咲いたのだった。

 

※上野動物園園長はジャイアントパンダの保全に取り組んでいます。

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