「常識だと思いこんでいるスキンケア、とにかく触りすぎ!」と警鐘を鳴らすのは、メディアで話題の、美容外科・美容皮膚科医、上原恵理さん。「一体何が間違っているの?」と疑問に思ったあなた、その当たり前だと思っているスキンケアこそが間違っています! うかうか見過ごす訳にはいきません! 早速、先生に詳しくお話を聞きました。
「今、みんなが当たり前だと思っているスキンケアは触りすぎ! 肌は触れば触るほどたるみます! とくに危険なのは、くるくるすること。洗顔やメーク落としの時に、目元や頬をくるくるする。老化の観点からいうとこれは肌にダメージを与えているだけ。続けていると老化が加速……。肌はベッドのスプリングと同じ。くるくるスキンケアは、毎日ベッドの上でジャンプしているようなもの。スプリングが早くへたるように、くるくる洗顔やマッサージは肌老化を加速させてしまいます。だから今すぐやることは、触らないこと! 触らないケアこそが老化を遅らせる近道です」
今まで当たり前のようにやっていたスキンケアが実は老化を加速していたなんて! 一体どうすればいいの!?と絶望感を味わっているあなた、さぁ、今すぐスキンケアを見直そう!
■危険度MAX! くるくる洗顔や顔マッサージ
汚れをしっかり落としたいとの理由から、頬や小鼻、目元など、洗顔時にくるくるする人は多いですよね。また、血行をよくしてむくみを取りたいとか、凝った筋肉をほぐしたいとかで、日常的にマッサージしている人もいます。しかし、これらもたるみの原因になるんです。 過剰な刺激を与えると、皮膚と骨をつないでいる靭帯が伸びてしまい、たるみの原因になってしまいます。
上原先生推奨の洗顔方法は「おさえるだけ」。しっかり泡立てた洗顔料で顔全体を覆い、そっと30秒プレスするだけ。