これまでメディアに公開されていなかったロト1等の当せん売り場情報を本誌では今週も独自に入手。今回は4月14日抽せん第518回ロト7で1等10億円が出た大阪府「志紀ライフチャンスセンター」ならびに4月13日抽せん第1783回ロト6で1等3億9千万円が出た埼玉県「蕨駅西口チャンスセンター」と和歌山県「高野口オークワチャンスセンター」の奇跡の億招きエピソードを紹介しよう。
ロト7で1等10億円が出た大阪府「志紀ライフチャンスセンター」は八尾市のスーパー「ライフ志紀店」にある売り場。18年11月にロト7の1等(8億4700万円)が出ていて、ロトに強いと地元で評判の売り場とか。村木直之店長は喜びを隠せない表情でこう話す。
「じつは昨年の年末、23年が卯年だということから『神兎(なでうさぎ)』がいることで有名な『恩智(おんじ)神社』に当せん祈願に行ったんです。境内からは、八尾市が一望でき、神聖な空気に包まれたスポットでした。『神兎』はこの神社では神様の使いとされていて、その体を撫でるとご利益があるとされ、私も『神兎』にあやかって宝くじでも大きく跳んでみたい! と、存分に撫でてきたところなんです」
売り場の店頭にも卯年ゆかりの「恩智神社」で当せん祈願をした旨を告知したところ、常連客に当たりが続出しだしたという。
「まず常連の30代の女性が22年年末ジャンボミニで2等100万円当せん!『神兎さんのおかげやわ』と大喜び。つづいてスクラッチを良く買われる70代の女性がまずスクラッチを1枚購入して200円当せん、その当せん金で別の200円スクラッチを購入したところ、
なんとそのスクラッチが50万円当せん! 販売員のほうがびっくりでした。今回のロト7の10億円当せん者も『神兎は縁起がいい』と思ってこの売り場でくじを買われたはず。卯年でパワーアップした『神兎さん』にあやかってこれから大当たりを出しますよ」(村木店長)
縁起物といえば、ロト6で1等3億9千万円が出た埼玉県「蕨駅西口チャンスセンター」の店頭にあるのがオリジナルの「億(置く)座布団」だ。
「この座布団は多くの人に億を当ててほしいという願いから、億を置くと重ねて、購入した宝くじを置いてもらいゲン担ぎしていただくのを目的に、今年3月新調したばかり。その際、販売員が願掛けに、地元の川口氷川神社に座布団を持って詣でて、当せん祈願をしてきた矢先のロト6の1等。『億座布団』のご利益としか思えません」(市川寛店長)
先日のバレンタインジャンボ発売中に、20代の女性のお客さんから「どうしたら当たりますか?」と聞かれた販売員が「この『億座布団』にあやかってみたらいかがですか」と勧めたところ、あとで「本当に1万円が当たりました」と報告にきたこともあったという。
もうひとつのロト6の1等売り場である和歌山県「高野口オークワチャンスセンター」の田尻秀樹店長からはこんなエピソードが聞けた。
「今回の1等のエピソードではありませんが、当売り場から17年5月にミニロトの1等1800万円が出たことがありました。当てたのは、常連の70代の男性。この男性は自宅で飼っている愛猫が自分から寄ってきた日は宝くじを買うようにしているとのこと。この日も『今日はあの子が寄ってきてくれたから』と購入したら、見事に大当たり。まさに愛猫のお告げだと、いまも販売員の間で語り継がれています」
今年の干支にゆかりの神社、億座布団、そして愛猫のお告げ。億招きの秘訣はさまざま。みなさんも購入前のゲン担ぎの参考にしてはいかがだろうか。
【売り場データ】
「志紀ライフチャンスセンター」大阪府八尾市志紀町1-89 志紀ライフ店店頭
「蕨駅西口チャンスセンター」埼玉県蕨市中央1-24-2 蕨駅西口ロータリー正面バス降車場前
「高野口オークワチャンスセンター」和歌山県橋本市高野口町伏原139-1 オークワ高野口店 東側入口横