(写真:時事通信) 画像を見る

フランスで開催された世界3大映画祭の一つ、第79回カンヌ国際映画祭授賞式が23日(日本時間24日)に開かれ、濱口竜介監督(47)の新作『急に具合が悪くなる』で、ベルギーの女優ビルジニー・エフィラ(49)とW主演した女優でモデルの岡本多緒(41)が、そろって最優秀女優賞を受賞。

 

日本人女優の同賞受賞は、カンヌ映画祭の79年の歴史上で初めてとなった。

 

「岡本さんは、TAOという芸名でも知られ、‘13年の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のヒロイン役で女優としてハリウッドデビュー。以来、国内外の映像作品で活躍してきたほか、身長177cmという類稀なスタイルを生かし、ラルフ・ローレン、エンポリオ・アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナなど様々な世界的ブランドでモデルを務めてきました」(スポーツ紙記者)

 

授賞式後、濱口監督は「(エフィラさんと岡本さん)2人の仕事は本当に本当に(この賞に)ふさわしいです。演技が単に素晴らしいだけじゃなくて、2人がそのために重ねてきた努力というものも、私は見ていたので…本当にありがとうございました」と感謝の言葉を残した。第一子を妊娠した状態で授賞式に参加していた岡本は「もう、(子供が)出てきちゃいそう。(受賞で)興奮して」と受賞の喜びを伝えていた。

 

日本人初の快挙ということで国内でも多くの祝福の声が。しかし、同賞の受賞をめぐって、SNS上では“ある議論”が巻き起こっているというのだ。

 

「24日に高市早苗首相が《同作品の関係者の皆様に心よりお祝い申し上げます》と、自身のX上で岡本さんのカンヌ受賞を祝福するポストを投稿しました。《本作は、日本とフランス、ベルギー、ドイツの共同製作作品であり、多様な国のクリエイターの協働により実現した点に加え、文化庁の国際共同製作支援の助成を受けたものです》と説明。

 

また高市首相は《日本のコンテンツが世界と協働し、新たな価値を創造していく上で、一つのモデルになると思います》と続けていました。この投稿に対して『受賞を自分の手柄にしようとしている』として、XをはじめとするSNS上では非難の声が殺到したのです」(全国紙政治部記者)

 

実際、ネット上ではこのような意見が。

 

《カンヌの賞受賞まで自分の手柄にする高市首相!最低だな!》
《高市のカンヌに関するフリーライドツイート、本当に吐き気がする。断言できるけど、こいつが濱口映画を観たことなんかないだろ》
《高市に『急に具合が悪くなる』に触れてほしくない、ガチで、ほんとに、むり 吐きそう》

 

ミュージシャンで俳優の金剛地武志(58)も、高市首相の同ツイートに対し引用ポストで《あんたカンケーないだろ?》と言及。この発言を報じたネットニュースでは、1800件以上のコメントが寄せられるなど反響を呼んでいる。

 

しかし、他方で高市首相を擁護する声も。

 

《文化庁が助成金出していたら政府関係ある》
《関係ない人が祝福したらいかんという決まりでもあるんか?》
《お前こそカンケーないんちゃうか?》

 

前出の全国紙政治部記者が続ける。

 

「今年3月に文化庁および文部科学省が国立美術館・博物館に“売上ノルマ”を課したと報じられるなど、現在、高市政権の文化政策には疑問の声が少なくありません。今回の非難の背景は、商業上の利益にならない文化は切り捨て、他方で権威ある賞には政府の関与をアピールする高市政権の姿勢に対する批判があったように思われます。

 

とはいえ、一国の首相が名誉ある賞を受賞した方や自国の作品に賞賛のコメントを送るのは、それ自体としてはおかしなことではないでしょう。まして作品製作に政府の助成金が関わっているのであれば、祝福コメントに対する批判はやや過剰な反応なようにも思えます」

画像ページ >【写真あり】スタイル抜群!第一子妊娠中でカンヌ参加の岡本多緒(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: