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5月1日、九州のあるJAの元職員が『news23』(TBS系)に自身の職場で横行していた“自爆営業”について告発したところ、職場に身バレして退職に追い込まれたと「週刊現代」が報じた。番組、及びTBSからはこの件について説明はなく、波紋が広がっている。

 

「週刊現代」の記事によると、JAの元職員のAさんは同僚とともに『news23』の取材に応じ、職員が過大なノルマを背負わされ、自身や家族が契約を結ぶという問題が多発しているという実態を告発。撮影は自宅で行われたという。

 

「放送前に映像を確認させてもらう約束は破られ、番組では腕時計や自宅は加工されておらず、明らかにAさんだとわかる状態で放送されたといいます。案の定職場でもすぐにバレてしまい、Aさんは居心地の悪さから3月末に退職。同僚はJAに残ったものの、離島の支店へと異動と言う“左遷人事”となったそうです」(社会部記者)

 

Aさんはこのことについて番組側から謝罪を受けていないという。また、TBSは「週刊現代」の取材に対し、「取材、編集の過程につきましては、従来お答えしておりませんが、取材を受けていただいた方々からご指摘やご要望等があった場合には、日頃から真摯に対応しております」と回答している。

 

Aさんとの約束を反故にし、退職に追い込んだという『news23』。SNS上では《TBS信用できないな》《無責任》と批判が広がるなかでも番組は通常通り放送しているが、Aさんの件については、番組内で未だ言及はない。

 

「『news23』では20年11月、歌手のMISIAさん(44)が乗馬シーンの収録中、落馬して骨折により全治6週間と診断されたことがありました。このときTBSは『取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます』と謝罪文を発表しましたが、まるで他人事のようなコメントに批判が殺到しました」(スポーツ紙記者)

 

『news23』の報道姿勢が改めて問われている。

出典元:

WEB女性自身

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