9月25日、東京・中野サンプラザで、演歌歌手の水森かおり(38)が17回目のデビュー記念としてメモリアルコンサートを開いた。水森は、約2000人を前に新曲『庄内平野 風の中』など27曲を歌い上げた。会見ではデビューから現在を振り返り「17歳、ちょうど高校2年生。自分の将来への夢の岐路に立たされたといった感じかな」と笑顔で語った。10月26日には10作目となるニューアルバム『歌謡紀行10~庄内平野 風の中~』をリリースすることについては「歌の旅を通じて、東北、日本全国を私なりに応援したい」と思いを語った。今後の抱負については「15周年を過ぎてから本当に早いです。ひとつひとつのステージをとにかく大切にする気持ちは今も昔も変わってませんが、今年は3月に大きな震災があって、すごく歌手としての立場や歌の力、歌う意味を毎日噛みしめ、より感謝する気持ちが生まれました。少しでも皆さんの力になれるように、今年もあと3カ月ですが、精いっぱい頑張って歌っていきたい」と意気込んでいた。また、自ら恋愛の話題を切り出し、まだいい人には出会っていないようだが、結婚の話題が多く刺激を受けているそうで「自分らしくいられる人と出会えたら」と真剣に語った。(撮影:江口明裕)

関連カテゴリー: