永麻里(以下・麻里)「父は、最後まで車いすでないと外へ出られない状態で、さぞやつらかったろうと思います。日本や海外を自分の足で歩き回って、歩き回って、肌で感じたこと、思ったことをずっと発信してきた人でしたから。でも、父は『つらい』とはひと言も言わなかったし、言わないだけによけい父の気持ちを察して……。ですから、亡くなったときは『重い体から自由になった』と半分ホッとしまし...

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