前回ちょっちお見苦しい写真をお見せしたので、今回は女子らしくロマンティックな感じで好感度を上げたいヨシダです[E:pig]。まだまだ続くよエジプトメモリー。エジプトには、香油屋さんがたくさんあります。わたしたちが普段身につけている香水は、この香油をアルコールで薄めたもの。これによって、「シュッ[E:dash]」と吹きかけることが可能になるっつーもんです。ただし、揮発性があるため、使ってなくても減ってしまい、香りも飛びやすい。エルメス、シャネル、ディオール……「香水」というと高級メゾンのイメージとともに「フランス」な感じがするものですが、これらの多くはエジプトなどアラブでとれた香油が原料となっているのです。ほとんどの香油は、植物からしぼられた100%天然の精油(花の油)[E:cute]でできています。香りもやさしく、アルコールで薄められていないので長持ち。……と、ギザのピラミッドの近くの香油屋で、すけべなおっちゃん店主にレクチャーされ買ってしまったのが[E:cute]ロータス[E:cute]の香り。 ロータスとは、エジプトの蓮の花のこと(正確には睡蓮?)。古代エジプトでは、アンク(命の象徴)と並び最も用いられるモチーフです。太陽と再生の象徴とも、[E:heart01]愛の象徴[E:heart01]とも、エジプトの象徴ともいわれ、とにかく超愛されている花なわけです。そのロータスの香油が、店でいちばん人気だったのももちろんですが、さわやかで甘い香り[E:shine]。そして[E:heart01]愛の象徴[E:heart01]というところにそろそろ嫁に行きたいヨシダの心は大きく動かされ、ご購入です。油なのでスプレーボトルには入れられませんが、かわいい瓶もたくさん売っています。 ヨシダは魔法のランプ型の香油瓶を購入。か~わ~い~い~[E:sign03][E:heart04][E:heart04]でも部屋がき~た~な~い~[E:sign03][E:sweat01][E:sweat01]帰国してからこっち、愛用しておりますが個人的にはとても気に入っております。ちなみに同行したTちゃんは砂漠の秘密[E:kissmark][E:shine]という香油を購入。これは、男性が喜ぶ香りなので「男性が喜ぶ女体の3ヵ所につけるとイイノヨ~。ウヒョヒョ」 (店主談)だそうです。日本人の奥さんをもらい、自身も10年以上日本で働いた経験のあるこのご店主。上記の通り日本語ペラペラで。ずっとこんな感じで。「すけべ」と言ったら「スケベジャナイヨ~[E:rock]」と追っかけまわされました。[E:run]エジプトで、昭和のドタバタコント再現も乙なものです。さあ、ナイルの女神から、ヨシダに[E:bell][E:bell]愛の祝福[E:bell][E:bell]が来るのはいつ[E:sign02]待ってるわよ、ハトホル(※)[E:sign03] 早く来なさい!!【おまけ】エジプトみやげで有名なもののひとつに、カルトゥーシュのペンダントがあります。カルトゥーシュとは、遺跡などのレリーフに刻まれた王様の名前のこと。王様の名前は楕円形でいつも囲まれており、これが「カルトゥーシュ」。というわけで、このカルトゥーシュの中に名前をヒエログリフで入れてもらい、みやげとするわけです。 中に描かれたヒエログリフはヨシダのファーストネーム。上部についたモチーフは、もちろん「ロータス」! デス!!【脚注[E:foot]】(※)ハトホル……古代エジプト神話に登場する、愛と幸運の女神。女性の姿で、牛のツノを頭上に戴いていたり、耳が牛だったり、頭が牛そのものだったり。エジプト滞在中にまわった神殿のなかでもかなりたくさん描かれていた神様。ホルス神の妻だったり母だったり、セクメト神を助けたとか倒したとか、とにかく古代エジプトは神様が多すぎてやんなっちゃってガイドさんに「これは何の神様ですか?」と聞かれてもいつもわかんなくて考古学オタクのガイドさんはこんなに一生懸命勉強してるのにこの日本人がって絶対気分悪かっただろうなって今思うとちょっと反省して、そんなに登場してこないのに、いつもち●ち●が勃ってる神様(マジでいます)が「ミト神」ということだけはバッチリ覚えて神殿のミト神のレリーフの前でペットボトルを使ってミト神とおんなじポーズで写真をとって白人観光客団体の失笑を買ったりしました。ああ、エジプトまた行きたいなあ。