シミを薄くするのはウナギ、マグロ?肌にいい食材はどっち

「毎朝、鏡を見て吹き出物やシミなどの肌トラブルにハタと気がつくと思いますが、これは老化が原因。美肌を手に入れるためには、体の内側からの対策が必要です」

 

そう語るのはAGE(終末糖化産物)研究の第一人者、「AGE牧田クリニック」の牧田善二院長。人の肌は表皮、真皮、皮下組織の3層から成り、老化が進むと表皮はカサカサになり、真皮はゆるみ、皮下組織は痩せてたるんでくるという。その犯人がAGE!

 

「体内のタンパク質が糖質と結びつくと“糖化”が起こり、大量のAGEが発生します。真皮にあるコラーゲン線維にAGEが生じると、弾力性が失われます。つまり、シワ、たるみといった肌トラブルが起こりやすくなるのです。さらに、表皮にできたAGEはメラニンの産生を高めるので、シミやくすみを悪化させます。体内でAGEをつくらないためには、生活習慣の改善、お手入れも必要ですが、いちばん大事なのは食事。40代の肌は40〜50日で生まれ変わるのであきらめず、AGEがつくられやすい糖質が多く、加熱時間が長い焼き物、揚げ物などのメニューは控えるようにしましょう」

 

ほかにも思い込みで肌の老化を招くこともある。そこで次の2択クイズを。「肌が若返る食べ物」はどっち?

 

【Q1】シワを防いでくれる飲み物は?

コーヒー or ココア

 

正解はコーヒー。液体の糖質は吸収されやすいので砂糖の量に注意。ポリフェノールが多く含まれスーパーフードともいわれるココアだが、砂糖が入っているのでAGEの数値がフライドポテト並みに高くなる。入れたてのコーヒーを砂糖抜きで飲めばAGEが少ない。

 

【Q2】吹き出物が出ないスイーツは?

りんごのキャラメルタルト or レアチーズケーキ

 

正解はレアチーズケーキ。糖質を摂取しすぎると皮脂の過剰分泌の原因に。キャラメルは砂糖、生クリーム、バターなどを加熱して溶かすのでAGEが多く含まれる。レアチーズケーキのもとになるクリームチーズは生クリームと牛乳の混合物を発酵させているのでAGEが少ない。

 

【Q3】シミを濃くさせないのは?

ウナギの蒲焼き or マグロの刺身

 

正解はマグロの刺身。ウナギの蒲焼きはビタミンAが豊富に含まれ、疲労回復のパワー食として昔から食べられているが、しょうゆと砂糖などが混ざったつけだれで焦げさせるのでAGEが増える。照り焼きなども避けたい。魚料理も刺身やカルパッチョがベスト。

 

【Q4】くすみを防ぐのは?

しゃぶしゃぶ or ステーキ

 

正解はしゃぶしゃぶ。加熱時間が長く、高温調理になるほどAGEは増える。焦げた食べ物はくすみなどの原因に。食べ物はできるだけレアのほうがいい。肉料理であれば唐揚げやステーキ、焼き肉よりも、しゃぶしゃぶ、蒸し鶏や牛肉のたたきなどが望ましい。

 

【Q5】むくみを防ぐのは?

りんご or バナナ

 

正解はりんご。果物を食べるのならりんご。りんごポリフェノールは皮の部分に多く含まれていて、抗酸化作用があるので皮ごと食べるのがベスト。疲労回復に効果があるクエン酸やリンゴ酸、ナトリウムを体外に出してむくみを防ぐカリウムなどの成分もある。

 

「美は内側からつくられる」というのは常識。正しい知識を得て美肌をゲットしよう。

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