■ココナッツミルクの栄養効果とは?
【ココナツミルク】※3(342kcal)
〈おもな栄養素含有量〉
タンパク質:3.8g
脂質:35.4g
炭水化物:9.2g
カルシウム:−mg
ビタミンE:−mg
食物繊維:−g
〈注目したい栄養効果〉
カリウム、鉄、マグネシウムなどミネラルが含まれ、高血圧の予防、血行促進などが期待できる。中鎖脂肪酸は疲労回復、肥満の予防にも。ただしカロリーにはご注意を。
「ココナツの胚乳から作られたもので、まったりとまろやかな味わいです。吸収してから短時間でエネルギーに変換される中鎖脂肪酸が含まれていて、疲労回復や脂肪をつきにくくするはたらきがあります。同時に、体の機能や調子を整えてくれるミネラルも多く含まれ、代謝促進、血圧コントロールに役立ちます」
〈瀧川さんオススメの活用法〉
カレーの仕上げに用いると、マイルドな味に。豚肉カレーを作る際は、豚肉に含まれるビタミンも同時に取れるため、疲労回復効果をより高められる。調理用の缶入りココナツミルクは、ババロアやゼリーなどデザートを作るときの牛乳代わりに。
【ライスミルク】※4(132kcal)
〈おもな栄養素含有量〉
タンパク質:1.0g
脂質:2.8g
炭水化物:26g
カルシウム:−mg
ビタミンE:−mg
食物繊維:−g
〈注目したい栄養効果〉
米麹が原料のものは、オリゴ糖が善玉菌のエサとなり腸内環境の改善に。自然の甘味が脳の疲れを癒やし、集中力をアップ。ノンコレステロールなので動脈硬化予防にも。ミネラルには美肌効果が期待できる。
「お米を原料に作られます。お米の優しい甘味とうま味で、甘酒に近いイメージです。腸内環境を整え、善玉菌のエサとなるオリゴ糖が含まれています。ライスミルクには玄米を原料とするものもありますが、こちらは代謝をアップさせるビタミンB群や食物繊維、ミネラルが豊富です」
〈瀧川さんオススメの活用法〉
みりんの代わりに料理の調味料として、煮物や鍋物に使うのがおすすめ。ほかに、魚のみそ焼きに足しても相性◎。米麹こうじを原料としたライスミルクにお肉を漬けておくと、麹の力でお肉が軟らかくなる。
ふだん不足しがちな栄養素をおいしく補えるのが第3のミルクの魅力。冬の定番メニューにも取り入れやすいので、さっそくいろいろ試してみては?
※の成分は、下記を参照
※1:出典 ALPRO(ダノンジャパン株式会社)「オーツミルク 砂糖不使用」
※2:出典 グリコ「アーモンド効果 砂糖不使用」
※3:出典 ユウキ食品「ココナッツミルク」
※4:出典 ブリッジ「有機ライスドリンク」