フェースライン、ほうれい線…マスクの下の「顔老け」は「首すじをさするだけ」!
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■ほうれい線に効く内側翼突筋さすり&のばし

 

続いて、多くの読者世代が悩むくっきりと顔に刻まれたほうれい線も“さすってのばす”やり方で解消されるという。

 

「咀嚼筋(そしゃくきん)のひとつで、上あごと下あごを結ぶ内側翼突筋(ないそくよくとつきん)が、顔の側面を柱のように両サイドに走っています。この筋肉をゆるめて動かし、あごまわりの筋肉がほぐれて口を大きく開けられるようになると、くっきり刻まれたほうれい線は薄くなります」

 

「さする」方法は次のとおり。

 

口を開け、こめかみよりも少し内側、頰骨下あたりを3本の指の腹で優しくさわり、横に軽くスライドするようにマッサージ。次に真ん中部分、下あごに近い部分と、3カ所に優しく圧をかけ、それぞれ上から順に各10回同じようにマッサージして内側翼突筋をゆるめる。

 

次はあごをストレッチするようにのばす。

 

【1】口を半開きにして下あごだけを左右に大きく10回スライドさせる。

【2】次は口を開けたまま、下あごを前に突き出しては元に戻す。これを10回。

【3】【2】の動きの10回目は、あごを前に突き出したまま動きを止め、口を大きく開く。

 

この1セットを1日2~3セット行うと、10日ぐらいで見た目の違いがわかってくるという。

 

さする&のばすで、完璧なフェースラインを目指そう!

 

【PROFILE】

森拓郎

整体師。著書に『胸鎖乳突筋ケア マスクとったら完璧フェイスライン』(マガジンハウス)がある

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