「近年、100均コスメのクオリティの高さには驚かされます。今年47歳の私が日常で使えて、肌なじみのよい色や、シミやシワのカバーに優れたものまであるんです」
こう話すのは、プチプラからロングセラーまで3万点以上のコスメを試しているエイジング美容研究家の遠藤幸子さん。50代以上でも取り入れやすい若見えコスメを厳選してもらった!
「ラメやパール入りのものは吟味して選びましょう。輝きが強いと毛穴やシワ、肌のアラが悪目立ちするので、粒子が細かいものを選ぶのがポイントです。テスターがないため、照明が明るい場所で動かしてパッケージの上からチェックを」(遠藤さん、以下同)
使いやすい半面、注意点もある。
「100均コスメでのフルメークは避け、ポイント的に取り入れて。手持ちのコスメと組み合わせるとバランスよくまとまります」
この春は100均コスメを活用して、マイナス10歳肌を目指そう♪
■目元アイテムの選び方は?
特にアイシャドーはさまざまな色や質感のものがそろう。「派手」と感じても、量の調節や別の色を重ねることでなじむので使い回しが利く。アイブロウペンシルやマスカラは手持ちのものを。
【1】ダイソー UR GLAM アイシャドウ プライマー 01(税込み110円)
アイシャドーの発色とメークもちをよくする目元用ベース。目元を軽く引っ張り、まぶたのシワを埋めるように塗る。「小ジワをカムフラージュし、発色もきれいになり目元が明るく見えます」(遠藤さん、以下同)
【2】ダイソー UR GLAM ブルーミング アイカラーパレット01(税込み110円)
肌になじむ濃淡のブラウン系の色が9種類入ったアイシャドー。パール入りの色を使えば、くすみを飛ばして若見え効果も。「まぶたが下垂してくる年代の女性は、目元を作り込むより陰影のある2色使いが似合います」
【3】ダイソー UR GLAM アイブロウパウダー ピンクブラウン(税込み110円)
仕上げに使うことで、今っぽいふんわりとした眉に。「眉毛は顔のイメージを左右するパーツなので、ここを変えると一気にあか抜けます。付属のブラシはお直し用に。ぼかすなら細めのアイシャドーブラシがおすすめです」
【4】ダイソー UR GLAM ジェルアイライナー オレンジブラウン(税込み110円)
芯が柔らかくて描きやすく、今春の流行色。「手持ちのアイライナーで、まつげの隙間を埋めるように細く引きます。そのあとに目尻にポイント的に重ねて使うのがおすすめ。目尻は跳ね上げず、少しはみ出すイメージで」