今井絵理子、松川るい“嫌われ議員”のオジ媚びメークを斬る
画像を見る ゴテゴテ感がすごい稲田朋美のヘアメーク(写真:共同通信)

 

■オジサンたちに媚びメークが古い

 

福川さんは、「最年少の今井さんを含め、昭和中期の写真かと思いました」と語る。

 

「ベースのファンデーションが厚塗りで粉っぽく、王道の赤リップ×ピンクチークにしっかり引いたアイラインと弓なりの眉毛……。“引き算メーク”と真逆で、すべてが濃いから古く見えてしまうんだと思います。ただ、流行のツヤ肌やナチュラルメークはカジュアルに見えがち。仕事モードの正統派メークって、女性アナウンサーたちも同じなのですが、どうしてもこうなるのかもしれません」

 

野暮ったい原因は、メークだけでなく髪形にもあるそうだ。

 

「女性アナウンサーの場合、メークは古典的だけど、髪形はいまっぽい人が多いんです。いっぽう政治家の方々は、髪形もひと昔前のスタイル。全体的に重く、ツヤ感や抜け感がない。年配の政治家や有権者からの好感度を意識すると、こういう昔ながらのヘアメークが正解なのかもしれませんが、トレンドとはかけ離れていますね」

 

昭和で止まったままの、オジサン媚びヘアメーク。改善する方法はないのだろうか?

 

「髪はツヤ出しスプレーがおすすめ。ファンデーションはパールが入っている粉にするとか、旬の素材を入れてみるといいですね。また、口紅ではなくオイルリップがいまっぽいツヤ感とぽってり感を出してくれますよ」

 

政策もヘアメークも、アップデートしてほしい!

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