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「夏はあっさりした食事にかたよりがちですが、暑さに負けないための栄養を取ることも心がけたいですね。夏バテ防止、熱中症対策として、エン(塩)・テツ(鉄)・サン(酸)を取ることを心がけることです」

 

こう語るのは、栄養士でフードコーディネーターの若宮寿子さん。今年の夏は猛暑の予報。暑さに負けないためにも栄養をしっかり取りたいところ。しかし、猛暑が続くと、熱いコンロ前に立ったりするのもおっくうになる。そこで火を使わず、手間をかけずに猛暑を乗り切る簡単レシピを、若宮さんに教えてもらった。

 

■串焼きレバーの野菜丼

 

【材料】串焼きレバー…2本。レタス…1枚。貝割れ大根…1/2パック。温かいご飯…2膳分。A《酢…大さじ1。しょうゆ…小さじ2。オリーブ油…小さじ2》。

【作り方】1.レバーの串焼きは串を外し、耐熱皿にのせラップをかけ600Wのレンジで1分半加熱する。2.レタスはざく切り、貝割れ大根が根元を切り、ふり洗いをして、水気を切り、3等分に切る。3.2をボウルに入れAで混ぜる。4.器に温かいご飯をよそい1と3をのせる。

 

厚労省が発表している女性(18〜69歳)1日あたりの鉄の推奨摂取量は10.5mg。鶏レバー1本で1日の摂取量の3分の1以上が取れることになる。

 

■カツオのカルパッチョ

 

【材料】カツオ(刺身用)…小1/4尾。玉ねぎ…1/2個。クレソン…適量。A《酢…大さじ2。オリーブ油…大さじ2。塩・こしょう…各少々》。

【作り方】1.カツオは厚さ7mmに切り分ける。2.玉ねぎは薄くくし形切り、水に3分浸し、水気を切る。3.クレソンは食べやすくちぎる。4.2を皿に敷き1を丸く盛り、Aを回しかけ、クレソンを飾る。

 

カツオには血合いがあるため、ほかの魚よりも鉄分が多いからオススメ。

 

■がんもどきピザ

 

【材料】がんもどき…2枚。ピザソース…大さじ4。コンビーフ…60g。ピザ用チーズ…30g。バジルの葉(あれば)…適量。

【作り方】1.がんもどきは厚みを半分に切り2枚にしてオーブントースターで8分ぐらい両面を焼く。2.1にピザソースをぬり、コンビーフ、チーズをのせ、オーブントースターで5分焼き、器に盛りバジルの葉を飾る。

 

「意外ですが、がんもどきは鉄分が豊富なのです。コンビーフを加えると、さらに鉄分がプラス。ピザソースにはトマトのクエン酸が含まれています。フレッシュトマトでもOK。カロリーが気になる人は、脂肪分を抑えたコンビーフを使ってください」(若宮さん・以下同)

 

■アサリ入りところてん

 

【材料】ところてん(タレ付き)…2パック。メカブ…80g。アサリ(缶詰)…40g。みょうが…1/2個。しその葉…1枚。

【作り方】1.しその葉、みょうがをせん切りにする。2.ところてん、メカブ、アサリを器に盛り、タレをかけ1をのせる。

 

「市販のところてんにアサリの缶詰を加えるだけで、女性が1日に必要量な鉄分量の半分以上を摂取できますので、夏バテ予防にオススメです」

 

■梅干しのモヒート風

 

【材料】梅干し(塩分5%の甘味があるもの)…2個。しその葉…10枚。サイダー…300ml。

【作り方】1.しその葉8枚は縦に4等分に切り、せん切りにする。2.グラスに1、梅干しを入れサイダーを注ぐ。3.残りのしその葉をグラスに飾る。飲むときに梅干しをよくつぶし混ぜる。

 

あっさりしていて、子どもたちにもオススメ。エン・テツ・サンがほどよく含まれる梅干しは、熱中症対策の主役にもなる。

 

■小松菜とレモン、バナナのスムージー

 

【材料】小松菜の葉…60g。レモン汁…大さじ3。バナナ…1本。牛乳か豆乳…200ml。

【作り方】1.小松菜は葉先を用意する。2.バナナは皮をむき、2cmに切る。3.ミキサーに1、2、レモン汁、牛乳を入れてかくはんし、器に注ぐ。

 

「小松菜は野菜の中で鉄分含有がトップクラス。混ぜるものは牛乳でも豆乳でもいいですが、豆乳のほうが鉄分を取ることができます」

 

カンタンでおいしく、栄養がたっぷり取れるエン・テツ・サン料理でこの夏を乗り切ろう!

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