これから旬を迎える、秋・冬の食材を使った保存レシピをご紹介します。新鮮なうちにたくさん仕込んでおきましょう。保存によって味がなじみ、さらに深まっていきます。

 

冬にいちばん甘くなるねぎは、漬ける前に焼く、オイルに漬ける、この2つのプロセスで、さらに甘みが増してトロトロになります。オイルはフレーバーオイルとしても使えます。

 

ねぎのオイルマリネ

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【材料】

※500mlの保存ビン1本分
長ねぎ…6本
塩…小さじ1/2
黒こしょう…少々
オリーブオイル…適量

 

【作り方】

1. ねぎは5㎝長さに切る。
2. オーブン皿に①を並べて塩、黒こしょうをふり、オリーブオイル大さじ2を回しかける。180度に予熱したオーブンで25分焼く。
3. 保存ビンに②を入れ、ねぎが隠れるまでオリーブオイルを注ぐ。ふたをして脱気し、1カ月おく。
[常温で3カ月保存可]

 

【脱気の方法】

深めの鍋の底にふきんを敷いてビンを置き、ビンが隠れるくらいまでぬるま湯を注ぎ、強火にかける。沸騰したら、静かにぐらぐらした状態を保ちながら火加減し、30分ほど加熱する。火を止めて冷まし、ふたが簡単に外れなければ脱気完了。
※使用するビンによって異なるので説明書を確認のこと。

 

〔アレンジ〕ねぎと白いんげん、パンチェッタのスープ

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【材料】

※4人分
ねぎのオイルマリネ(1㎝幅に切る)…100g
白いんげん豆(水煮)…160g
パンチェッタ(粗みじんに切る)…60g
水…600ml
パセリのみじん切り…少々
オリーブオイル…大さじ1
塩…小さじ1/4

 

【作り方】

鍋に水、マリネ、豆、パンチェッタ、オリーブオイルを入れて火にかけ、ひと煮立ちさせる。塩で味を調え、パセリをふる。

 

 

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