全国のお料理好き、お菓子好きの間で最近噂になっているシフォンケーキ教室をご存じですか?
なんでも「ナポリタンシフォンケーキ」や「たこ焼きシフォンケーキ」があるとか!?
ホントにそんなものがシフォンになるの? とさっそくZoomで質問してみました。
この変わり種シフォンを考案したのは、横浜の自宅でシフォン教室を開催している「シフォンマジシャン」こと松本玲沙さん(32)。いったい、どんなきっかけで「おもしろシフォン」を作ったの?と質問してみると、帰ってきた答えは意外にも極めて真面目なものでした。
「子供の頃からお菓子作りが大好きだったんですが、『お食事シフォン』を作ったきっかけは祖父が病気をして、すっかり食が細くなったことなんです。唾液が少なくなるので、普通のご飯やパンは食べにくそうだけど、しっとり&フワフワなシフォンにしたら食べやすいのではないか、と思って作り始めました」(松本さん)
それから、栄養士・調理師の資格を持つ松本さんは、産婦人科調理員、保育園栄養士、高齢者施設調理員として働きながら、野菜嫌いの子どもや食事に困難のあるお年寄りのメニューとして、さまざまなお食事シフォンのレシピを考案。
「誰もが健康になって、楽しく美味しく食べられるシフォンケーキだと思います」(松本さん)
「朝食として楽に、栄養たっぷりなシフォンを」ということで、お食事シフォンは「モーニングシフォン」と呼ぶのだそう。他にも、お好み焼き、焼き肉、肉じゃが、アボカドサーモン、etc.…あんなものまでシフォンケーキに!と驚くレシピは100数十種!
これはどうしても食べてみたい!ということで、コロナ対策を万全にし、松本さんの教室に伺いました。