いやー、今も大好きな映画です、『ローマの休日』。あの”真実の口”のシーン、明石家さんまが”口”にかまれたふりをして、オードリー・ヘプバーン扮するアン王女が怒り出す……って、それはついこの前の創味食品のパスターソース「ハコネーゼ」の凝ったCM!
令和の今でも題材になるほど『ローマの休日』は多くに人に長く愛されてる映画。日本初公開はなんと1954年(昭和29年)!
その年配給収入第1位を記録。当時はオードリー・ヘップバーンの髪型が大流行。同年6月には東京のデパートでは「ミス・ヘップバーン・スタイル」コンテストが行われたそう。2003年には製作50周年を記念してデジタル・ニューマスター版が発表されました。関東ローカルネタですが、今でもたまにTVKでボケボケの旧プリント版(?)の『ローマの休日』が見れたり……。
目が止まるのが、あのスペイン広場でアン王女がジェラートを食べるシーン。あのジェラート「ジョリッティ」が東京・新宿のルミネエスト新宿に日本初上陸してたんです。初公開から実に67年。
で、新宿で『ローマの休日』気分を味わってみましたよ!
1900年にイタリア・ローマで創業した歴史あるジェラートブランド「ジョリッティ」。イラストレーターのYUNOSUKE氏とコラボレーションし、店内には随所に本国のオーナー ジョリッティ氏やアン女王のイラストが描かれています。新宿にいながら、気分はローマトリップ。
映画の中ではアン王女はジェラートのフレーバーは口しておらず、ただ「ジェラートを」とのみ。当時の映画の宣伝用のカラー素材を見ると、手にしているジェラート白っぽい色。なので「ミルク」のフレーバーを。そして「ミックスベリー」をいただいてみましたよー。ミルクは粘度が感じられながら口当たりはサラッとしてますが、味わいは濃厚。マジ、おいしいです。王女の味だ(笑)ミックスベリーは”果実感”がしっかり。メリハリある酸味が効いてますよ♪
迷わずにはいられないジェラートのラインナップは全18種類♪
厳選した素材にこだわるジェラートは毎日店舗で手作り。創業当時から続く伝統のレシピで作られ、本国で人気のバニラやピスタチオ、ヘーゼルナッツといったプレミアムフレーバー3種に加えて日本で厳選されたフルーツなどを含めて全部で18種類のフレーバーが常時そろいます。
たっぷりのピュアチョコレートでコーティングされたスティックタイプもあります。「GIOSTECCO STICK」はレギュラーサイズ671円~。内側に詰まった濃厚なジェラートと外のカリっとした食感が楽しい。
『ローマの休日』気分で、ぜひ立ち寄ってみてください!
(取材・文:村松美幸)