■“食品ロスを減らす”食材の切り方
【1】にんじん→ヘタを千切り
「にんじんに食べられないところはないんです。捨ててしまいがちな、にんじんのヘタも千切りにして料理に混ぜて使います」(島本さん)
〈切り方〉
(1)皮はむかずに、ヘタを包丁で5mm程度切り落とす。
(2)ヘタを千切りにする。切り取ったヘタもすべて食べられるので、千切りにしてスープに入れると◎。
【2】レタス→芯を指で押す
レタスも食べられないところはない。
「レタスの芯も薄く千切りにして料理に加えましょう」(島本さん)
〈切り方〉
(1)芯を手で内側に押し込み左右に動かしながら抜き取る。
(2)芯は千切りにする。千切りに切った芯はスープに活用。甘味が出ておいしく食べられる。
【3】大根→皮を細切り
大根は煮崩れや味の染み込みをよくするために、面取りや厚く皮をむくことも多いがーー。
「おろす場合は皮つきのまま。むいた皮や硬いヘタは細切りにして、ごま油で炒めてきんぴらに。葉は刻んで青みとして彩りに利用したり、甘辛く炒めれば、余すところなく食べられますよ」(島本さん)
〈切り方〉
(1)葉元ギリギリに包丁を入れ、葉を切り離す。
(2)皮は3mm程度に厚くむき、細切りに。葉は小口切りにする。大根おろしやサラダに利用するときは皮つきのままでOK!
【4】なす→ガクを手でむく
ガクとヘタを別々に取りのぞくことで、先端までムダなく食べられる。
〈切り方〉
(1)ガクの付け根に一周切り目を入れ手でガクをめくる。
(2)先端のヘタを切り、残ったガクをむく。