「ブロッコリーには、すごいがん予防効果がある」という研究報告が数多く発表され、この10年ほどの間に、がん先進国であるアメリカをはじめ世界中から注目されるようになった。ブロッコリーを摂取することで、体内の免疫力、抵抗力を強くして、効果的にがんを予防できることがわかってきたのだ。

 

さらに、ブロッコリーの成分スルフォラファンには発がん物質を解毒する作用があることがわかり、がん予防野菜としてゆるがぬポジションを獲得することに。この発見により、アメリカ国立がん研究所の「がんを予防する効果のある食品」というフードピラミッドのトップグループに、ブロッコリーが一躍仲間入りをはたした。

 

そんな“究極のがん予防食材”ブロッコリーの見分け方と適切な保存法を、管理栄養士の沖五月さんに聞いてみた。

 

「今、出回っているブロッコリーは収穫直前の2月の寒さが厳しかったので、さまざまな栄養成分が例年よりたくさん蓄えられているそうです。その見分け方は、緑色が濃く、つぼみがみっしりと隙間なく集まり、丸く高く盛り上がっているものが新鮮です。

つぼみが黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちています。切り口がみずみずしく変色していないかどうかもチェックしましょう。

保存法は、ポリ袋に入れて野菜室に立てて保存し、2~3日で使い切るのが理想的です。値段の下がっているときにまとめて買ったら冷凍を。600Wのレンジで1分半ほど加熱し、小房に分けて密閉できるポリ袋に入れて冷凍します。2~3週間を目安に使い切るようにしましょう。茎の部分にも栄養があるので使いきりましょう」