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4月から紹介状なしで大病院を受診する場合、5,000円以上の新たな負担が。まずは地元のお医者さんに通うにしても、なかにはトンデモない医者もいる!

 

「身近で優秀な医師を見つけるのは至難の業なのです」と、語るのは東京有明医療大学教授の川嶋朗先生だ。そこで川嶋先生が、“怪しい”かかりつけ医の見分け方を教えてくれた。

 

【1】気軽に紹介状を書いてくれるのがだが……

本来、紹介状は次に託された医療機関の医師が治療しやすいように必要事項をまとめたもの。患者の病歴や治療の経過、飲んでいる薬、最近の検査数値など、今後の治療や診断に参考となるデータが同封される。

 

「ところが、よろしくお願いします、とか、痛いと訴えています、とたった1行しか書かれていないこともある。これでは託された医師も、どんな治療をすればよいのか困ってしまいます。しかも紹介状は医師宛てですから、患者さんは何が書かれているのか、事前に見ることはできません。そんなときは次の医療機関で紹介状の内容を聞いてみる。あまりにもお粗末だったら、かかりつけ医としては不向きです」

 

【2】「とりあえず」「念のため」と過剰な検査を受けさせる

医師から「とりあえず、CTを撮りましょう」「念のため、MRI検査をします」と言われたら患者は従うしかない。

 

「しかし、これらの検査がすべて患者さんにとって必要なわけではありません。過剰な検査をする理由の1つは病院の利益のため。検査すると検査料のほかに検査に対する診断料が入るので、検査をすればするほど病院がもうかる仕組みになっています。検査が多すぎると思ったら質問してみましょう。いい医師なら、なぜ検査をするのか、本当に必要な検査なのかを説明してくれるはずです」

 

【3】「医師でもないのに聞いてどうするの!」と怒る

自分の病気についていろいろ勉強したけどわからない。そこで担当医に聞いてみると……。

 

「『医師でもないのにそんなことを聞いてどうするの!』と、一喝された患者さんもいます。こうした“上から目線”で物を言う医師は多いのですが、どんな疑問にも答えてくれるのがいい医師です」

 

【4】すぐに抗生物質を出す

風邪には抗生物質が効くと思う人は多い。だが抗生物質が効くのは細菌。風邪のほとんどはウイルスが原因。風邪で熱が出る、咳が出るのは体がウイルスと戦っている証拠。

 

「そこで抗生物質を飲んでしまうと腸内の細菌(善玉菌)が全滅し免疫力もガタ落ち。風邪が長引く可能性があるのです。それでも抗生物質を出す医師は自信がないのです」

 

【5】「薬をやめたら病気が悪化する」と患者を薬漬けにする

近年増加し続けるうつ病。しかし、現在の精神科での治療のほとんどが抗うつ薬や睡眠薬などの向精神薬を出して反応を見ているだけ。しかも症状が治まらないと別の薬を処方し、それでも回復しない場合は薬の種類を増やしていく。結果的に患者は薬漬けになることも。

 

「うつ病は複雑で、原因は個人によってケースバイケース。薬だけで簡単に治るとは限りません。怖いのは通院することで、医師や薬に頼りすぎて依存してしまうこと。それではいつまでたっても、病気から解放されません」

 

こんなトンデモない医者は反面教師にして、いいお医者さんを見つけよう!