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「タバコをやめてから、1カ月後に、肌ツヤが変わったことに気がついたんです。キメが細かくなって、くすみがとれているのが歴然!髪にもハリが出て、ヘアメークさんから“天使の輪ができている”と驚かれました」

 

そう、晴れ晴れとした表情で“禁煙効果”を語ってくれたのは女優の奈美悦子(65)。かつては1日4箱も空にする愛煙家だった彼女が、タバコを吸い始めたのは33歳のとき。それから20年にわたり、タバコとの付き合いが続いたという。

 

「無人島に何を持っていくか問われたら、迷わず『タバコ!』と答えるほど。息子には『私が死んでもお墓にはお菓子なんかいらないからね。タバコを持ってきて』と言っていたくらいです。しかもチェーンスモーカーで、手元にタバコがないとイライラしてしまうから、いつもカートン買い。さすがに40代後半になって、吸いすぎかなと思って1日4箱から2箱に。それでも立派なヘビースモーカー。朝起きたら声はガラガラだし、歯を磨いてもタバコの臭いは全然取れない。そろそろ本当にやめないといけないと思っていた矢先でした」

 

彼女が禁煙を始めたのは、53歳のとき。激しい胸の痛みを引き起こす“掌蹠膿疱症性関節炎”という重い病気になったのがきっかけだった。

 

「風邪ひとつひいたことがなく、それまでは病気で仕事を休んだことがなかったんです。それが毎日、死ぬんじゃないかと思うくらいの痛みに襲われて……。医師から“治療薬が効かなくなる”と禁煙をすすめられました。そして家族に『タバコをやめる!』と宣言したのは、忘れもしない’04年8月13日。でも、優柔不断で意志の弱い私には、とても禁煙を貫く自信なんてありませんでした」

 

そんな奈美に強力なサポーターが現れた。

 

「私が禁煙宣言をしたら、夫が『君がやめるなら、オレもタバコやめよう』と。さらに息子までが『じゃあ、オレもやめるわ』と。家族全員で禁煙に取り組むことになったんです。これはすごく助かりました。だって、近くで吸われていたら、こちらもつい手が伸びちゃうじゃないですか」

 

タバコと無縁の生活を続けたこともあり、病気は完治。それまでよりさらに健康に心がけるようにもなった。

 

「夫と息子は、私と一緒に禁煙を始めてから、今まで一度もタバコを口にしていません。禁煙を始めたばかりのころはお互いに励まし合ったり、それぞれが喫煙していた時間を、家族で語り合うことにあてたりしたことがよかったんでしょう。タバコをやめたおかげで、体だけでなく、家族の絆まで丈夫になりました」

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