画像を見る

2月25日に女性自身から刊行されたムック「女性自身 介護スペシャル『老親と10年後のあなたの要介護度をゼロにするぴんぴん習慣100』」(光文社)。瀬戸内寂聴さんのお言葉集、美輪明宏さん、柴田理恵さんのインタビューなどの企画が目白押し。さらに、温泉、バスツアー、長寿のインテリアなど、使える実用企画も充実しています。

 

また、6章に渡って展開される納得の健康習慣も読みごたえ十分のボリュームです。その健康習慣の中から厳選した“マル秘ワザ”を紹介。ぜひ、日々の生活の中で実践して、その効果を実体験してはいかがでしょう?

 

■ひざ痛が消える「中指ぐるぐる回し」

 

元気にいつまでも歩けることは、健康寿命を延ばすには大切なこと。何歳になっても歩けるためには、ひざが重要になってくる。そこでオススメしたいのが、この「中指ぐるぐる回し」。

 

中指回しには自律神経を整える作用があり、変形性関節症の原因とされる慢性炎症を抑えることで変形性膝関節症の予防が期待できるのだ。どちらの手で行ってもいいが、右利きの人は左手の中指回しがオススメ。

 

【始める前に!】

(1)首を左右にねじり、どこまで見えるかをチェック。

(2)首を後ろにそらし、どこまで見えるかをチェック。

(3)肩の力を抜いてリラックスし、両手をぶらぶらさせる。

 

【基本の中指回し】

(4)中指の指先、第一関節と第二関節の間、第二関節と指のつけ根の間を10回ずつ左右にひねる。

(5)中指をつまんで立てたまま、息を吐きながら大きく10回、根元から回す。反対回しも同様に行う。

(6)太ももに左手をのせて、息を吐きながら中指の上を指の根元から指の先端まで10往復さする。

(7)中指の根元を握り、息を吐きながら指先へスッポンと引き抜くのを3回繰り返す。

 

【回した後に!】

(8)右手で左手の中指を後ろ側に握り、鼻から息を吸う。

(9)左の中指をそらしながら息を吐くと同時に左ひじも前方へ。

(10)ひじと中指をそらす。(1)と(2)を行い、可動域の違いを確認。

 

中指ぐるぐる回しをやるうえで気をつけることは、関節自体はひねらず、関節と関節の間をひねること。時間帯による効果の差異はないが、夜の就寝前や入浴時などリラックスしているときに、ゆっくりした呼吸とともに行うと、体の変化にも意識が向けやすくなる。少ない回数でも毎日続けることが大切。ただ食後の30分は実施を控えたほうがいい。

 

中指回しはヨガなので、リズミカルな呼吸で行うと効果的だという。この呼吸のリズム運動は脳内のセロトニンの働きを活性化させ、繰り返すことで、鎮痛効果が期待できる。

 

「女性自身」2020年3月10日号 掲載

【関連画像】

関連カテゴリー: