■左右の足の長さと骨盤の開き具合で立つ足の位置が変わる
「ぴょんぴょん体操は、跳ねるときの左右の足の位置が重要です」
そのため、この体操を行う前に、あなたの立つべき足の位置をチェックするため、左右の足の長さと骨盤の開き具合を確認する必要がある。
まずステップ1でどちらの足が短いかを確認しよう。5つのチェックポイントのうち、チェックが多いほうが短い足になる。
【ステップ1】短い足は左右どっち?
(1)横座りをしたとき、足を出しにくいほうが短い足
(2)「休め」をして体重をのせやすいほうが短い足
(3)靴のカカトが多くすり減っているほうが短い足
(4)足を伸ばして座り、カカトの位置が手前に見えるほうが短い足
(5)あおむけに寝て、ヒザを持ち胸に引き寄せやすかったほうが短い足
左右どちらが多かった?「多かったほう=短い足」と判断します。
ステップ2では、開いている骨盤が左右どちらかを確認しよう。寝たまま足先を内側へ回し、内側に回しやすいほうが開いているほうの骨盤になる。
【ステップ2】開いている骨盤は左右どっち?
(1)寝たままで足先を内側に回します
(2)左右どちらが内側に回しやすい? 左が内側に回しやすい→「左が開いている」/右が内側に回しやすい→「右が開いている」/どちらも内側に回しやすい→「両方開いている」
ステップ1とステップ2のチェックの組み合わせで、立つ足の位置は6通りになる。たとえば、右足が短く、左の骨盤が開いていれば、右足を後ろに引き、左足のつま先を外側に向けるということになる。
【ステップ1とステップ2の組み合わせであなたの足の位置を見つけよう】
ステップ1:原則・短いほうの足を後ろに引く
ステップ2:原則・開いている骨盤側の足のつま先を外に開く
〈ステップ1・右〉×〈ステップ2・右足〉=右足を引き、右つま先を外に
〈ステップ1・右〉×〈ステップ2・左足〉=右足を引き、左つま先を外に
〈ステップ1・右〉×〈ステップ2・どちらも開いている〉=右足を引き、両つま先を外に
〈ステップ1・左〉×〈ステップ2・右足〉=左足を引き、右つま先を外に
〈ステップ1・左〉×〈ステップ2・左足〉=左足を引き、左つま先を外に
〈ステップ1・左〉×〈ステップ2・どちらも開いている〉=左足を引き、両つま先を外に
この状態のまま肩と両腕は脱力させて、その場で1分間跳ねる。跳ねる高さは、2~3センチほど床から浮いていればOK。
【ぴょんぴょん体操スタンダード】
(1)あなたの足の位置に両足をセットする
骨盤後部を開き、足が短いほうを少し後ろに引く。足のつま先は外に開く。
(2)両手をだらんと下に垂らした状態で、その場で1分間跳ねる
肩は完全に脱力した状態で、振動に合わせて、腕を上下に軽く揺さぶるように。
さらに宮腰さんからこんなアドバイスも。
「ぴょんぴょん体操をするときはできるだけ笑顔、または口角を上げた状態で跳ねてみてください。笑いながら体操をすることで、セロトニンや、同様の効果を持つエンドルフィンが分泌されるので、幸運体質になれるんです」
宮腰先生の元へ実際に訪れた方の中には、ぴょんぴょん体操を取り入れただけで明らかに運気の流れがよくなり、収入が上がった人や突然求婚された人もいたという。
自律神経を整えるだけでなく、運までよくなるぴょんぴょん体操をあなたも取り入れてはいかが。