サウナのバスマットは要注意…女性も急増中の危険な水虫感染スポット
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■水虫を予防する対策

 

【1】石けんで足を洗う

水虫は菌が付着して24時間で皮膚に浸透するため1日1回必ず足を石けんで洗おう。

 

【2】3時間に1回靴を脱ぐ

長時間靴を履く場合は3時間に1回、15分ほど外気に触れさせ湿度を下げよう。

 

【3】素足をアルコール消毒する

手の消毒に使うアルコール消毒スプレーを素足にかけると殺菌効果で水虫を予防。

 

【4】除菌スプレーをかける

公共のスリッパなどは履く前に除菌スプレーをかけて感染リスクを下げよう。

 

【5】靴下を持ち歩く

菌に直接ふれないため感染リスクを下げられる。飲食店の座敷でもはこう。

 

【6】旅先にスリッパを持参する

旅館などのスリッパで感染することも。自分専用のものを持参してリスクを軽減。

 

「3時間に1回、靴を脱いだりするだけでも水虫の発生リスクは減ります。オフィスなどでは、サンダルに履き替えたりするのもいいですね。最近は携帯する人も多いアルコール消毒用スプレーを素足にかけるのも効果的。コロナ禍に入り、手を頻繁に消毒するようになってから『手白癬』の患者さんが少なくなりました」

 

■放っておくと、足の切断や死に至ることも

 

外出先で足に菌が付着しても、24時間以内に石けんでしっかり足を洗えば、ほぼ水虫は防げるそう。

 

「まずは1日1回、必ず石けんで足を洗うことを心がけてください」

 

さらに自宅では、バスマットを1週間に2~3回は洗う。1日履いた靴は、除菌スプレーで靴の中を除菌、消臭する。晴れた日には、靴を天日干しすることも水虫対策になるそうだ。

 

それでも症状が出た場合は自己判断せず、まずは病院で診てもらおう。

 

「水虫はほかの皮膚疾患と見分けがつきにくいです。よかれと思って塗った市販薬で悪化させてしまう場合も。水虫を放置したことで患部から細菌が入り込み、足を切断したり、全身に菌がまわる敗血症でショック死した例もあるので、けっして侮ってはいけません」

 

手洗い、うがい、“足洗い”で“感染”から身を守ろう!

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